● 意外に知られていない!?普通預金の弱点とは?
こんばんは、木村久美です。
元本保証で、使い勝手のよい、普通預金。その普通預金に、弱点があることをご存知ですか?
弱点は、大きく2つあります。
まず、預けたお金が、全額守られるわけでは、ありません。
ペイオフという言葉、なんとなく聞いたことはありませんか?
銀行が破たんした時に、1000万円とその利息までは保証しますよ、というものです。
ですが、1000万円を超えたぶんに関しては、お金が戻ってこない可能性があります。
もうひとつは、インフレーションに弱い、ということです。
インフレーションは、略して、インフレといいます。
ふだん購入しているモノや、サービスの値段が上がる現象のことです。
値段が上がると、同じ金額で買えるモノの量が、減ってしまいます。
つまり、お金の価値が、目減りすることになるのです。
いくつか、身近な例を、お話しますね。たとえば、バターです。
政府統計によると、10年前は1箱370円ほどでした。今は430円を超えています。
ほかに、大学の授業料も、値上がりしています。
国立大学は、この16年で、約6割も上昇している、というデータもあります。
ふだん、物価が上がっているという実感は、それほど感じないかもしれません。が、このように見てみると、結構値上がりしているな、と感じますよね。
このような弱点をカバーするためには、どうすればいいのでしょうか?
外貨を取り入れる、ということです。
あ、でも、外貨預金を選んではいけませんよ。^^
外貨預金は、ペイオフの対象外、なのです。
投資信託をつかい、外国の株や、債券を運用します。
金融機関が破たんしたとしても、全額守られるよう、法律で決められています。
それに、外貨は、日本円より、金利が高い傾向にあります。
たくさんの国々の通貨で運用できますので、インフレ対策になってくれます。
投資信託は、初心者でも、始めやすいしくみに、できています。