● 年収1000万円以上ないと、イデコのメリットはないのですか?
こんばんは、木村久美です。老後資金を効率良く貯めたいなら、イデコが最強です。
お金を増やしながら、税金を安くすることが、できます。
加入者は、数年前は30万人ほどでした。現在は100万人を超えており、人気急上昇中です。^^
さて、老後の貯蓄をお考えの方から、このようなご質問がありました。
そこでイデコの話になったのですが、「イデコは、年収1000万以上ないと、メリットがないですね~。」と言われました。
年収は500万くらいですが、この年収では、イデコを利用する意味がないのでしょうか?
「それなら変額年金保険がおすすめです。」と言われました。
迷ってしまい、契約は保留にしています。
結論からいうと、イデコがおトクになる基準は、1000万ではありません。
税金を納めていらっしゃれば、どなたでも、おトクになりますよ。^^
では、どれくらい税金がおトクになるのか、シミュレーションしてみましょう。
年収が500万で、課税所得20%の場合で、計算してみますね。
まず、変額年金保険の場合です。
月2万円の保険料を支払ったとしましょう。
すると、税金が、年間6800円安くなってくれます。
それにたいして、イデコはいくらになるのでしょうか。
年間72000円、おトクになってくれます。
ナント!変額年金保険の10倍以上にもなります。
この結果から、むしろ、イデコのほうが、ダンゼンおトクであることが分かりますね。^^
もう少し、補足しますね。
変額年金保険は、一般の生命保険料控除を、つかうことになります。
場合によっては、ほかの医療保険などで、保険料控除が上限になっていることもあります。
そうなると、変額年金保険の税金優遇が、まったく受けられないことになってしまいます。
一方、イデコは、小規模企業共済等掛金控除になります。
つまり、医療保険などとは、別枠で、控除が受けられるということです。
もう、イデコをつかわない手は、ないですね。^^
イデコで効率良く増やす方法は、こちらを読むとわかりますよ。