死別シングルマザーが再婚 ー後悔しない子連れ再婚のはじめ方ー -12ページ目
※数年前の出来事を綴っています。
再婚した当時、
夫はバツイチ、私は死別シングル、
どちらにも子どもがいるということを
承知で再婚した。
誰もが賛成してくれたし、
「夫婦の間に愛情があれば
夫は私の大切な息子を当然愛してくれる。
何とかなる!きっとうまくいく!」
というような変な自信と思い込みが
私にはあった。
それが
ステップファミリーの実親の
間違った思い込みの一例であることは
「ステップファミリー」や
「離婚・再婚と子ども」というテーマを
学んですぐにわかった。
夫婦の関係が上手くいっても
イコール
継親子がうまくいくとは限らない。
再婚と同時に
いきなり夫を息子の父親として
「お父さん」と呼びなさいではなく
もっとゆっくり関係を
作っていけばよかった。
他にも
夫に厳しいしつけを
してもらって最初はありがたがっていたこと。
亡くなった夫の存在を消し、
義父母との縁も一時断ってしまったこと。
などなど、
息子にも、夫にも
そして、亡くなった夫にも
申し訳ない気持ちだった。
私の学びのテーマは
ステップファミリーの実母に
ついてのものだったが、
どうしても
自分自身と重なり、
レポートなどにするときに
ネガティブな感情が入ってしまった。
先生たちからは、
「エッセイや小説ではありませんよ。」
「批判するだけでなく、
なぜ、そのようになるのかを
論理的に分析をしてください」
とよくご指導いただいた。
それでもめげずに
私は二年間、
このテーマを深掘りし続けた。
たくさんの
ステップファミリー当事者の方に
ご協力いただきながら、
私は、
自分と当事者を重ねて
感情的な論調になることなく、
何とか
納得できる客観的なレポートを
書きあげることができた。
(本日は私のつぶやきです)
大学でともに学んだ同期生。
全ての方ではないのですが、
家族や夫婦の問題を
抱えていて(抱えていたことがあり)
それを乗り越えたい、あるいは
真実を知りたいという気持ちが
入学の動機になったと語る人が多かったです。
身内の死、病気、
血縁のない親子、離婚・再婚…
等々。
大人になって色々な経験をする中で
特別な意思をもって学びなおす。
皆さん、本当に熱心で、
レポートの報告会などでは
私も大変刺激を受けました。
それぞれが
自分のテーマを深掘りし、
自身が納得できる答えを探している
そんな印象です。
私はといえば
ステップファミリーを
深掘りしていくうちに
我が家の出来事を
客観的にみることができるように
なったのですが
逆に
ステップファミリーの実母として
とても感情的になる部分もあり、、、
そこのところを
七転び八起きストーリーの
最終まとめとして書いていきたいと思います。
私の子連れ再婚ストーリー
もう少しだけお付き合いください。
よろしくお願いします。
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※数年前の出来事を綴っています。
前回の記事で
家を売りに出したことを書いた。
すぐには売れないだろうと
油断していたところ、
なんと!
住宅情報サイトに掲載してすぐに
内見希望が複数入り、
その週末には
申し込みが入った。
売れたのだ!
私も夫も
予想外に早い展開に
あたふたしたが、
売れたら、
出ていかなければならない。
子どもの学校のことが
あったので、
引っ越し先は学区内。
選択肢は少なかったが
息子と二人暮らしにちょうどいい
住まいが見つかった。
次は、引っ越しに向けて
家の断捨離だ。
部屋数が少なくなるので
かなりのものを整理する
必要があった。
不要な家具も処分した。
そのなかで
最後まで迷ったのが
ダブルベッド。
大は小を兼ねるというけれど
引っ越し先ではかなり邪魔。
それでも
最後まで悩みに悩んだ。
私は
ダブルベッドを手放すことが
なんだか悲しく切なかった。
その気持ちを
夫に伝えたが、
夫は
私のダブルベッドへの未練が
わからないようだった。
相談する相手が悪かった・・・
マイホームを手放し
夫婦ふたりの寝室もなくす。
いったん終わり。。。
そんな風に
少しおセンチになっていたのだが
相変わらず夫の共感はなく…
まあ、そうよねと、
私はダブルベッドへの
未練を振り切り、
さっさとリサイクルに出した。
その後、家の引き渡しと
引っ越しは滞りなくおわった。
※数年前の出来事を綴っています。
夫が単身赴任して
いくつかの季節が過ぎた。
私と夫は毎日のように
LINEや電話で話し、
ビデオチャットもよくしていた。
夫は、年に何回かは、
出張や休暇で帰宅してくるが、
数日のことなので、
夫と息子の間に決定的な事件は
起こらなかった。
私と息子は
二人の生活が定着し、
穏やかな日々を送れていた。
夫は夫で
色々な意味で余裕が出て、
アルコールの量もぐっと減り
以前より健康な生活を送っていた。
私は、このくらいの距離感が
私たち家族にはちょうど良い
ということを実感していた。
たとえ
夫の単身赴任期間が終わったとしても
この生活スタイルを継続すべきだ。
夫も同じ意見だった。
再婚したときに買った家は
もう一人子どもが増えるかも?
将来的には義母と一緒に住むかも?
と
母子で暮らすには大きすぎる家だった。
ローンの負担も重かった。
私たちは
3人で暮らした
思い出の家を売却することにした。
以前、
懇意の不動産屋のBさんに
査定を依頼してそのままになっていたので、
改めてBさんに連絡をした。
「本当に売っちゃうんですか?」
「寂しいなあ」
とBさんは残念そうに
引き留めてくれたが、
最新のカメラで室内写真を
カッコ良く撮り、
早速、売り出しを始めてくれた。
参考記事↓
※数年前の出来事を綴っています。
当時、私は
単身赴任と聞くと
「浮気」とか「現地妻」など
あまり良いイメージを持っていなかった。
夫の赴任前の準備で
ネット検索をしていても
「単身赴任+浮気」という検索ワードが
あがってくるので、
そういたブログや記事を読み漁って
しまったことも大きい。
おまけに
我が家は……
(うまくいっていない)子連れ婚。
夫と息子の関係が
仲良し親子でない以上、
夫婦の関係しか
つながるところがない。
それなのに、
(いや、それだから)
遠く離れて住んでしまった。
いつ、浮気されても
仕方がないような状況だ。
私の過去(10代、20代)の
遠距離恋愛経験から、
できるだけ遠距離にいる相手(夫)と
同じ景色をみることが
重要だと感じていた。
赴任後、数ヶ月して
私は夫の赴任先を訪れた。
夫が普段どんなところで
買い物をしたり、
ご飯を食べたりしているのか。
仕事場はどんなところか
よく行くコンビニ、
近くの公園、近くのお弁当屋
お気に入りのバルなどに
一緒にいった。
また、
どんな人達と働いているのか
名まえを出して教えてもらった。
とにかく夫の単身赴任先での
生活を知ることに努めた。
離れていても
同じ景色を見られることで
その後も
お互いの話が
よく理解できるからだ。
もちろん
現地の情報を知っている方が
浮気防止になると思ってのことである。
(注:私の持論)
しかし、
されたらされた時、
仕方がない、
そういうご縁だったと
開き直る気持ちでもあった。

