死別シングルマザーが再婚 ー後悔しない子連れ再婚のはじめ方ー -11ページ目
いまや、
「適齢期っていつ?」
と聞くこと自体ヤボですよね。
ひと昔前と違い、
「結婚したいと思ったときが適齢期」
という答えも当たり前になってきています。
しかし、
これは初婚の話であって
子連れ再婚には実は適齢期が
あるのです。
私のように
できるだけ子どもが小さいうちにと
思うこともあるでしょうし、
逆に
子どもが成人になるまでは
再婚しないと決めていらっしゃる方も
いるかもしれません。
また、女性の側では
再婚相手との子どもを
もちたいかどうかは
気になるところです。
出産可能年齢との兼ね合いと言う意味では
再婚適齢期もあるかもしれません。
また、
三十代のうちに再婚したい!
など年齢を気にすることもあるでしょう。
しかし
子連れ再婚で重要なのは
実は・・・
女性(母親)の年齢ではなく
子どもの年齢なのです。
幼児の場合、
子どもが実父を覚えているかどうか
小学生でも
低学年なのか、高学年なのか
それとも中学生になって
思春期を迎えているのか
あるは成人しているのか
によって
再婚についての
説明の仕方も
異なってきますよね。
再婚後の継父との関係づくりの
方法も異なってきます。
ちなみに
継父との関係づくりにおいて
子どもの年齢の分岐点は
小学校4,5年生くらいです。
なぜこの年齢なのかは
次の記事でお伝えしたいと
思います。
次回につづく。
<はじめましての方へ>
私の七転び八起きの子連れ再婚ストーリーは
こちらからどうぞ ↓
前回の記事に沢山のいいねや
コメントをいただきありがとうございました。
今日からまた、
気持ち新たにブログを
始めたいと思います。
タイトルを、
「死別シングルマザーが再婚
ー後悔しない子連れ再婚のはじめ方ー」
に変更いたしました。
死別シングルから
バツイチの彼と子連れ再婚し、
ステップファミリーとなり約10年。
夫(継父)と息子の対立をはじめ、
様々な壁にぶち当たりながら
乗り越えてきた自分の経験をもとに
元シンママの
子連れ再婚のリアル!
再婚前に
知っておきたかったこと!!
そして、
ステップファミリーの実母としての
現在の想い!
を中心に
書いていきます。
子連れ婚を予定している
シングルマザーの方や、
ステップファミリーの
実親さん継親さんに
お役に立てばという気持ちです。
時々は
わたくし、ふじこの
仕事、子育て、趣味
など日々のことや、
ボランティア活動や
ステップファミリーについての学び
も書いていければと思います。
これまでのブログ
(私の再婚ストーリー) よりは、
現在進行形の内容が多くなります。
不定期の更新になりますが、
またお付き合いいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
大学院を無事に修了した頃は
子連れ再婚をしてから、
約8年の月日が経過していた。
その8年のうち、
絵に描いたような幸せな再婚生活は
はじめの1年ほどで、
その後は、
悩み苦しむ時間の方が
多かったかもしれない。
息子にいたっては
小さなカラダに抱えきれないほどの
負担を負わせてしまった。
そのことについては
反省しきりである。
しかし、
私は再婚したこと自体を
後悔していなかった。
子連れ婚で悩んだからこそ、
気が付けたこと、
わかったことが沢山あった。
夫婦とは?
親子とは?
家族とは?
血の繋がらない親子とは?
前妻さんとの子の父である夫とは?
多様な家族の中での子どもの幸せとは?
そのような色々な命題と
真摯に向き合うことができたからである。
また、
多くの師や友人に恵まれた。
社会に出てから学びなおす
という経験もできた。
育ててくれた親、兄弟、
私たち家族をとりまく全ての人の有難みを
知ることもできた。
そして、何より、
息子が生まれてきてくれたこと
亡き夫が息子を授けてくれたこと
今の夫と出会えたことに
心から感謝していた。
時間は有限である。
たから、人生も有限なのである。
今ここに軸をおいて
家族を大切にしながら
自分らしく生きていこうと腹もくくれた。
私はそんな自分の人生の軌跡、
前夫の闘病生活と
シングルマザー時代の葛藤、
今の夫との出会いから
子連れ再婚を決意した経緯、
その後、夫、息子、私、
それぞれに何が起こったのか、
ステップファミリーとして
どのような困難に直面し、
どのような葛藤を抱えたのか、
それをどうやって
乗り越えてきたのか…
振り返るにつけ、
この経験をどこかに記録したい!
自分のジェットコースター人生を
客観的に見つめなおしたい!
という思いがふつふつとわいてきた。
そのようなわけで、私は
「死別シングルマザーが再婚
ー七転び八起きのステップファミリー生活ー」
そう、このブログを綴り始めたのだ。
[終]
※今回で私の子連れ再婚を振り返るストーリーは
終了です。半年以上の間、お付き合いいただき
本当にありがとうございました!
来月からは、子連れ再婚やステップファミリー
に関することはもちろん、現在進行形のお話も
書いていきたいと思います。
よろしければ、今後もブログにご訪問いただけますと
幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年10月30日
感謝をこめて ふじこ
夫が単身赴任という
別居生活は続いていた。
たまに会う私たち家族は
できる限り、
3人では行動しない。
それは、
外からみると
いびつな風景に見えるかもしれない…
夫と再婚したときに強く憧れた
”愛し合っている夫婦が
一緒に協力して子育てをしていく。
血はつながっていないけど、
皆がうらやむ仲良し家族”
という理想の家族スタイルは、
追い求めるほど逃げて行き、
私の手に入っていない…
しかし、
ステップファミリーのことを
深く理解した私には、
そんなことは気にならなくなった。
私たち家族の課題も
根本的には解決していない。
例えば、
・別居婚はいつまで続けるのか?
・夫と息子の養子縁組を離縁するのか?
・息子の名字を元に戻すのか?
・教育費のこと、相続のこと etc
今後も様々な課題や分岐点が
出てくるだろう。
それらも、
息子の成長を見ながら
都度都度解決していけばいい。
「ふつうの家族」でなく
一見、おかしな家族に
みえるかもしれないが、
私たち夫婦も、息子も
この生活スタイルがしっくりくる。
夫と息子も
すごく仲良しというわけではないが、
お互いを尊重しあえるようになってきた。
私がそうやって
どーんと構えたら、
我が家から諍いは消えていた。
ステップファミリーの悩みは
それにどう対処するかが大切である。
私は運良く、
それについて知識を得たり、
考えたりする機会に恵まれた。
そして
ふつうでないかもしれないが
「私たちらしい家族」のかたちに
辿り着けたのだ。
私はステップファミリーについて
もっと知りたい!
知って自分の悩みを解決したい!
という動機で大学に行ったのだが
同時に「子どもや育児」のことについても
情報を得たかった。
息子との関わりについて
少しでも彼の傷がいやされるように
接していきたかったからだ。
学科が少し異なったのだが
私は、子どもの発達や心理に関する
授業を取ることができた。
担当のW先生は
うちの息子より少し年上の
息子さんが一人いらっしゃった。
海外(アメリカ)で出産し、
お子さんが小学校の途中で
日本の大学に戻ってこられたそうだ。
たまたまだが、その学期に
先生の授業を取る学生は私だけ、
つまり、マンツーマンだった。
大変ラッキーだ。
先生は、予定のカリキュラムを変更して、
私の興味のある分野の内容に
構成しなおしてくださった。
海外での子育て事情や
子どもの教育や福祉について
子どもの心理的ケアについて
多くのことを教わった。
最後の方は
思春期に向かう子どもたちへの
接し方について
非常に参考になる本を
一緒に読み、
ディスカッションした。
このことは
息子の子育てをやりなおしている
私には大変役に立った。
W先生との出会いも
私と息子の関係を修復するのに
とてもありがたいものだった。

