前回の続き。

 

 

息子が、

夫や私の言うことを聞かない!

食事マナーをはじめ、

生活面での年相応のルールが守れない!

のは、

 

息子の名前が悪い!

 

言っていた夫の言い分は

さらにエスカレートした。

 

 

「〇〇(息子)には背後霊が

 ついているように思う。」

 

としきりに言うようになった。

 

「〇〇(前夫)さんが

 あいつ(息子)に乗り移っている」

 

と真顔で言うのだ。

 

 

確かに、

夫の生まれ変わりのような息子。

 

前夫が自分の命をつないでほしい

という想いをこめてつけた名前だけではない、

 

顔も似ているし、

性格もそっくりだ。

 

はっきり言って、私に似ているのは

まつ毛の長さと、指の形くらい。

 

 

私には、前夫の遺伝子が

なんとか次代に残りたい!と

息子を私のおなかに宿したような気もしていた。

 

 

だから、夫が息子に

亡き夫の影をみるのは仕方がなかった。

 

 

しかしだ。

 

しつけの問題が

背後霊のせいになるとは。。。

 

私は

「あなた、ちょっとおかしいんじゃない?

 大丈夫??」

 

と夫に問いかけた。

 

 

夫は

 

「俺もおかしいと思うけど、

 でも、もう、そう思うしか、

 俺には理解できないんだよ。」

 

 

と弱々しくこたえた。

 

夫もまた精神的にきていたのだろう。

 

私は怒りや呆れを通り越して

夫のことが少し心配になってきた。

 

参考記事