「実家相続 変わる常識
納税必要な例増える
2012年4月11日 日経新聞 19面」
消費税増税の影で、資産課税も増税となっています。
「相続税なんてお金持ちだけで、自分には関係のないハナシ」なんて
のんびり構えていると、実は納税が必要になるケースも増えているようです。
特に「実家の土地」があり、親世代と別居している人は注意が必要です。
相続される財産の中で大きな割合を占めるのが不動産です。
相続税は従来、実家の敷地の評価額を一定面積まで最大8割減額できる
「小規模宅地の特例」という制度が利用できたため、納税となるケースは
あまり多くはありませんでした。
しかし、2010年の4月からこの制度の利用条件が厳格化され、対象と
ならないケースが出ているそうです。
中でも影響を受けているのは独立して別居している子です。
親世帯と別に自宅を所有していると、原則対象外となり、両親が
亡くなった時には評価額がそのまま対象となるようです。
親と同居していたとしても、玄関が別で建物内でお互いに行き来が
出来ない二世帯住宅は別居扱いになるため、同様にこの制度は
使えなくなってしまうとのこと。
09年に相続税の納税が発生した件数は、年間死亡者数の4%という
データもありますが、この死亡者数には資産を持たない子供や
若年層も含まれます。
ある税理士法人の調査によると、制度が厳しくなる前の08年では
東京都で9%、愛知県で8%、神奈川県で7%が課税対象となって
いたそうです。
地価が高い地域の統計ですが、「小規模宅地の特例」の利用条件が
見直された後のデータは公表されていないため、実際にどのくらいの
割合で課税対象者が増えているのかはまだ分からないようです。
予想以上の納税額が必要となり、結局実家の土地を売却せざるを
得ない、何てこともこれからは増えてくると考えられます。
実家の土地がそれなりにある方は、きちんと想定額の確認を
しておいたほうがよさそうですね(*^^)v
「30年後も笑顔でいること」を目指すファイナンシャルプランナー
中立な立場で住宅ローンの相談が出来る



