銀行借入実践講座~500億円貸した男があなたの資金調達をサポートします -6ページ目

銀行は急成長を嫌がる

こんにちは。
融資コンサルタントの小川です。



先日の土曜日に不動産投資の楽待 が主催する楽待コミュニティというセミナーに講師として参加しました。
このセミナーは一方的に私が話をするのではなく、参加しているお客さまの質問にその場で答えながら話を進めて行くものでなかなか体力を使うセミナーです。



それで、参加している方からいただいた質問で多かったのがあります。
これは、他でも多く受ける質問の一つなのですが
「最近不動産を買ったが年内にもう一棟買いたい。そのためにはどうやって銀行の支援を受けたらいいのか?」
というものです。



私の答えは基本的に
「銀行は一棟買ったのであれば今年の確定申告を見てから次の融資を判断したいと考える。したがって焦っても銀行がついていけない」
と答えます。
この時、質問いただいた方にも同じような答えをしました。
しかし、お客さまは理解できていないようでした。



家賃が通帳に入ってきているのだからそれを見れば判断できるのではないか?
という反論があるのですが、銀行としてはその数字を踏まえての損益がどうなのかを知りたいところです。
これは、アパート経営者としての能力があるかどうかを融資担当者としては見たいからです。



これは、不動産投資に限らず中小企業でも同じなのですが、銀行は借入残高が急増しているお客さまを警戒します。
それは、これまであまり多額の借入を起こしたことがない人がいきなり多額の借金を抱えることに銀行が懸念を抱くからです。
借金は残高が大きいだけでリスクが増します。
不動産投資は、サラリーマンなど他にあまり資産を持っていない人が急激に何億もの借金を背負うことがリスクが高いため、一棟買ったらその経営状況を見て、アパート経営者の能力を見て次を判断します。
一方、中小企業の場合、急激に売り上げが増えると大概は資金ショートするため資金需要が旺盛になります。
この場合、入る予定だったお金が少しでもずれるといっきに破綻する可能性もあり銀行は警戒するのです。



急成長は見た目はいいのですが、銀行がついていくことができなくなるのでそこも踏まえてコントロールしていただければと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。