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中小向け貸出残高最低

こんにちは。


融資コンサルタントの小川です。




今朝の新聞で


「中小向け貸出残高最低」


という記事がありました。


特にメガバンクでの中小企業向け融資残高の減少が


目立つそうです。





何年も前、今まで見向きもしなかったような


中小企業にメガバンクが無担保で


ガンガン貸付していたあの頃が懐かしいです。





傍から見ていて


「よく出すねぇ~」


と見ていましたが、結局この時無担保で貸し付けしたのが


不良債権化してしまっていて融資を締めているようです。






なぜ融資のプロの私から見ても


無謀と思えるほど貸付できたのかというと


決算書を機械にかけたスコアリングだけで


この会社にはいくらまで融資が出せると


機械分析主導で融資をしてしまったからではないでしょうか?


保証協会もスコアリングで融資の上限額を決めていて


そこまでは簡単に融資を出しますが、


これは国の保険がカバーしているからこそできることで


銀行が行うことではありません。





財務内容だけでなく会社、特に社長を見たり


決算書も表面の数字を追うだけでなく


実質的な財務内容を見ないと中小企業への


無担保融資はできません。






私は中小企業に1億円程度の無担保融資を


かなり行いましたが決算書は穴が開くくらいよく見ましたし、


社長は信用できる人か会って自分の感覚に聞いたりして判断し


書類を上席に上げていました。


決算書を分析した数字だけで判断し融資するなんて


私は怖くてできません。






たくさん融資を出して不良債権を大量に抱え融資を締める。


これまでも銀行が何度も繰り返してきたことです。


確かにお金を貸したら全てが健全債権になることは


あり得ません。


しかし、不良債権を発生させる確率を下げるのは


審査段階の努力で可能です。






中小企業への融資は保証協会に頼りすぎているために


金融機関の融資担当者の審査スキルはがた落ちになっていますが


ここら辺から改善していかないと


同じ轍を踏むだけではないでしょうか?





中小企業は金融機関に振り回されやすいだけに


何とかしないとと思います。






最後までお読みいただきありがとうございました。