比率と実数
こんにちは。
融資コンサルタントの小川です。
融資審査を行う上で決算書を見るときには
実際の数字と比率の両方を見ています。
実数とは、売上高○○億円、経常利益○○○万円などといった
実際の数字です。
しかし、これと同時に比率も見ています。
比率は売上高営業利益率や総資産経常利益率、
流動性比率などのことを言います。
どちらも大切な数字ですが
比率は短年度の決算でも見ますが
過去の決算内容と見比べるときによく使います。
例えば前年度売上高1億円、経常利益3百万円の会社があり
今年度の決算では売上高1億2千万円、経常利益350万円
だったとします。
この場合、数字を見るだけですと対前年比増収増益です。
しかし、比率で見ると売上高経常利益率は
前年度が3.0%に対し今年度は2.9%ですので
0.1ポイント悪化したことになります。
前年対比で比率を見ていくと
決算内容がどう推移しているのか見えてきます。
この場合で言うと、前年に比べ原価か経費が前年に比べ
増えているということになります。
例のような0.1%程度の違いであればそう問題視は
しませんが、大きく変化している数字を金融機関は見つけ
その原因は何かを探り、審査の際参考にしています。
一度、ご自身の会社の決算数字を比率化して
見ていただいてはいかがでしょうか?
意外な発見があるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。