銀行借入実践講座~500億円貸した男があなたの資金調達をサポートします -158ページ目

比率と実数

こんにちは。


融資コンサルタントの小川です。




融資審査を行う上で決算書を見るときには


実際の数字と比率の両方を見ています。





実数とは、売上高○○億円、経常利益○○○万円などといった


実際の数字です。


しかし、これと同時に比率も見ています。


比率は売上高営業利益率や総資産経常利益率、


流動性比率などのことを言います。





どちらも大切な数字ですが


比率は短年度の決算でも見ますが


過去の決算内容と見比べるときによく使います。





例えば前年度売上高1億円、経常利益3百万円の会社があり


今年度の決算では売上高1億2千万円、経常利益350万円


だったとします。





この場合、数字を見るだけですと対前年比増収増益です。


しかし、比率で見ると売上高経常利益率は


前年度が3.0%に対し今年度は2.9%ですので


0.1ポイント悪化したことになります。





前年対比で比率を見ていくと


決算内容がどう推移しているのか見えてきます。


この場合で言うと、前年に比べ原価か経費が前年に比べ


増えているということになります。




例のような0.1%程度の違いであればそう問題視は


しませんが、大きく変化している数字を金融機関は見つけ


その原因は何かを探り、審査の際参考にしています。





一度、ご自身の会社の決算数字を比率化して


見ていただいてはいかがでしょうか?


意外な発見があるかもしれませんよ。






最後までお読みいただきありがとうございました。