犬の躾けと訓練(その1)
躾けの考え方
仔犬を家族の一員に迎えたら、早速【躾け】を始めましょう。
【躾け】とは『ダメ』を伝えるものではなく、『こうすれば良いのだ』と教えることです。
犬にとって躾けはどんな意味があるのか?
愛犬と友達のような関係で生活したいと考えている人もいるようですが、
犬は群れで生活する習性を持っており、常に一番強いリーダーに服従するという本能を持っています。
ですから、飼い主がいつも犬の言いなりになって甘やかし、犬の欲望を満たしている状態で犬に対して強いリーダーシップをとっていないと、犬は自分の方が飼い主より上位であり、群れの(家族の)トップであると勘違いすることになります。
そのような状態を『権勢症候群』または『アルファシンドローム』と言い、飼い主に対して威嚇したり、攻撃に出ることもあり、犬にとっても飼い主にとっても不幸な結果となってしまいます。
そうならないようにしっかりとした正しい躾けをすることにより、犬は人間に対して服従することに喜びを見出し、情操が豊かになり、幸せに暮らしていくことができるのです。
※アルファシンドロームのアルファとはリーダーのことです。
飼い主がアルファ(リーダー)になるためのポイント
躾けを成功させるために重要なことは、飼い主と犬の関係です。
犬は下位若しくは同等のものの命令には従いません。
犬が飼い主の言うことに良く従う為には、飼い主を心から敬愛していることが第一条件です。
犬は飼い主に喜んでもらう為に命令に従うのです。
では、飼い主が犬に愛されるアルファ(リーダー)となるために毎日の生活の中で動接すればいいのでしょう。
一貫性を持って接する
これは特に重要なことです。
ココで言う一貫性とは・・・
犬から見ての解釈で、人間の理論ではありません。
犬の頭脳は3歳の幼児と比較されるので、3歳児を基準に考えると良いかもわかりません。
まず例をあげてみましょう。
仔犬のうちはソファに座って構わないが、大きくなると邪魔だからダメ。
週末はお散歩に行くが、平日は忙しいからダメ。
赤ちゃんが居ない内は寝室に入っても良いが、子供ができたら不潔になるからダメ。
これらの理論は、大人から見れば一理ありますが3歳の子供には理解しがたいように、犬にも理解できないのです。
犬にとっての一貫性とは・・・
仔犬の時に許された全てのことは成犬になっても許される。
ということです。
もしこの一貫性が保たれないと犬は飼い主のリーダーとしての権威に疑問を持ち、ストレスから好ましくない行動をとることもあります。
アイコンタクト
犬の名前を呼んだ時に飼い主と目を合わせることをアイコンタクトと言い、あらゆる躾けの基本となります。
名前を呼んで犬が目を合わせたら、大袈裟なくらいに褒めてあげることが重要です。
食事は飼い主が決めた時間に与える
飼い主が決めた時間に食事を与えることにより、犬は飼い主のことを頼れるリーダーであると自覚します。
犬の食事は飼い主の後に与える
室内飼いの場合、飼い主の食事と犬の食事が一緒の時間になった時は飼い主が食べ終えてから犬に与えましょう。
吠えて食事を欲しがるからと言って与えると、犬は「うるさくした結果食事が出た」と思い、『吠えたことが報われた』ことになってしまいます。
玄関の出入りを飼い主が先
犬をお散歩に連れて行く時は、必ず飼い主が先に玄関や門を出入りしましょう。
家や敷地は犬にとって自分の群れの縄張りなので、縄張りの出入りを先に行なうのはリーダーでなければなりません。
リーダーは常に優位に立つ
犬と飼い主が対等な友達同士のような関係であってはなりません。
犬は常に優位に立ちたがるので以下のことを必ず守りましょう。
通路に犬が寝そべっていたら犬をどかせてから通りましょう。
家族が座るソファや座布団には座らせないようにしましょう。
帰宅した時は、犬がどんなに喜んでも一定時間無視しましょう。
お散歩の時は犬の行きたい方向に行くのではなく、コースは飼い主が決めましょう。
遊ぶ時の主導権も飼い主が握り、遊びを終わる時も飼い主が決めましょう。
命令を実行したら必ず褒めてやりましょう
命令ははっきり音節を切って発音し、手のジェスチャーと合わせて理解を助けること。
同じ命令を繰り返さないこと。
命令・罰・褒美の3種類は、調子を変えて発生すること。
一度指示したことは必ず実行させること。
命令を実行したら、必ず褒めてあげましょう。
からだ中を触る
犬の体を触ってやることは、健康チェックと共に大切なコミュニケーションとなります。
犬は足先・お尻や下腹部に触られることを嫌いますが、優しく褒めながら触ってあげれば次第に慣れて触られることに喜びを覚えるようになります。
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