スズメ目モリモズ科
学名 Pitohui cerviniventris
和名 ワイゲオモリモズ(カワリモリモズから別種)
英名 Raja Ampat Pitohui or Waigeo Pitohui
今回は西パプアで出会った鳥のご紹介。
本種は、西パプアでもワイゲオ島にのみ分布する固有種です。
『カワリモリモズ(Raja Ampat Pitohui)』です。
この鳥が分類上、固有種として分けられた頃に撮影したので
当時、和名が分からなく、自分で任意に「オウサマモリモズ」と付けて以前ブログに載せました。
英名のRaja Ampatが王様の名前だったという理由だった記憶^^;
今、調べてみると、まだ「カワリモリモズ」の亜種とか、まだ明確になっていない様子です。
ワイゲオ島やその周辺の鳥のようなので、『ワイゲオモリモズ』でもいいのか?
地名をつけると、新たな分布域が見つかったりした際に、面倒なのですが、ひとまず今回はそんな和名にしておきました。
Pitohui(モリモズ)の仲間が鳥の世界では非常に珍しい特徴を持つ鳥です。
全てのモリモズがそうだということではありませんが、数種が「毒を持つ」という特徴があります。
筋肉や羽毛に毒を有するということです。
人間には手で触る程度であれば「ピリピリする」感じのようですが
毒の種類としては、毒はヤドクガエルが持つパトラコトキシンに似た猛毒で。人間も羽一枚分で死亡させてししまう強さだということです。
バトラコトキシンを体内で生成できないので、餌由来で、生物濃縮によって毒を得ていくと考えられているようです。
そんな鳥がどんな姿なのか?
至って普通の鳥の姿で、フォルム的には特異ではありません。
そんな本種をご覧ください。
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。