キジ目ツカツクリ科
学名 Megapodius wallacei
和名 モルッカツカツクリ
英名 Moluccan Scrubfowl
今回はインドネシアのハルマヘラ島で出会った鳥をご紹介です。
インドネシアのハルマヘラ島はスラウェシ島の東、フィリピンのミンダナオ島の南・ニューギニア島の西に位置します。
インドネシアの島々は固有種の宝庫。
ハルマヘラ島も例外ではなく、固有種が生息しています。
その中でも、キジ目の固有種で、かつ、習性的にも特殊な鳥としてこの島のスター固有種が本種。
小型の夜行性のツカツクリです。
他のツカツクリは卵の孵化に枯れ葉の発酵熱を利用するのですが、本種は地熱(火山性の地熱)を利用しています。
熱を持つ砂浜が彼らの繁殖地、そこに夜に行かないと見ることが難しいのです。
この渡船・・・我々が向かった際に小さな圃場気を両サイドに付けた木造船を用意してくれていましたが
出船してしばらくすると乗組員たちが忙しく動くんですよね^^;
なんと、船の底から水を桶で掻い出しているではないですか‼
カメラ機材は高価だし。
あ、それよりも、イリエワニが生息しているマングローブの海岸線。
しかも真の闇夜。
命の危機が・・・
どのくらい離れた距離を進むのか?も分からない中、かなり焦ったことを思い出します。
そんなハプニングの後に、出会えたのがこの素敵な固有種のツカツクリです。
目が大きくて、小顔で可愛い姿の「モルッカツカツクリ」をご覧ください。
羽衣の模様も素敵です。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。