スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
学名 Emberiza elegans
和名 ミヤマホオジロ
英名 Yellow-throated Bunting
【分布】
中国東部、朝鮮半島、ウスリー地方、アムール川流域東部などで繁殖。
冬期は朝鮮半島南部、日本(中部以西)、中国東部満州地方、ミャンマーなどで越冬。
日本では本州中部以西に冬鳥として飛来。
広島県、対馬などで繁殖例がある。
◆Emberiza elegans elegans (elegans) 基亜種
満州、朝鮮半島北部で繁殖。
朝鮮半島南部、日本(中部以西)、中国東部で越冬。
◆Emberiza elegans elegans (ticehursti)
アムール川流域東部で繁殖。
満州南部~山東省で越冬。
◆Emberiza elegans elegantula
中国南西部の山岳地帯で繁殖。
ミャンマー北東部で越冬。
【生態】
平地から低山の麓などの森林や林縁に生息。
オープンな場所には出てこない。
冬期は小群を形成。
他のホオジロ類と混群を形成することもある。
食性は植物食傾向の雑食。植物の種子や実、昆虫類やクモなどを採食。
草の根元などにコケや柔毛を用いた皿巣を作り営巣。
地鳴きはか細く「チッ、チッ」と鳴く。
【サイズ・形態】
全長16㎝ 翼開長21㎝。
【その他】
********************************************************
<ここから鳥の写真>
『ミヤマホオジロ(Yellow-throated Bunting)』
学名がEmberiza elegansです。
Emberiza はホオジロ属という意味、elegansはミヤマホオジロの種小名。
エレガントなホオジロという意味になります。
今では多くの野鳥が飼育が禁止されていますが、鳥獣保護法が施行される前は野鳥は愛玩動物として飼育されていました。
日本人が好んで飼育した鳥を「和鳥四品」という呼び方をするんだそうです。
当時の日本人が好んでいた4種が
「オオルリ」、「コマドリ」、「キビタキ」、そして「ミヤマホオジロ」
なんです。
ヒタキ科3種に加え、ホオジロ科のエレガントな鳥がランクインです。
そんな見た目の美しさが魅力のミヤマホオジロをご覧ください。
・・・やばいなぁ~ ちょっと素敵な鳥だから記事で盛り上げすぎた・・・写真の出来が付いて来てないかもぉ~( ´艸`)
メス
********************************************************
本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。