【日本の野鳥#24-37-11】カシラダカ(Rustic Bunting) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

学名 

和名 カシラダカ

英名 Rustic Bunting

 

【分布】

スカンジナビア半島~カムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域とアリューシャン列島で繁殖。

中央アジア、日本、朝鮮半島、中国東部で越冬。

日本では冬鳥として九州以北に飛来。

 

◆Emberiza rustica rustica  基亜種

ユーラシア大陸のタイガで繁殖。

 

◆Emberiza rustica latifascia

ヤツクーツク~カムチャッカ半島で繁殖。

 

【生態】

平地から山地の明るい林やその林縁、草地、農耕地、アシ原に生息。

非繁殖期は小群~100羽ほどの群れで生活する。

食性は雑食。昆虫類や植物の種子を採食。非繁殖期は草木の種を地上で採食。

地上や枝に碗状の巣を作り営巣。

地鳴きは「チッ 、 チッ」の1音。

 

【サイズ・形態】

全長15㎝ 翼開長24㎝。

オスの繁殖羽は頭部が黒。

頭側線が白~淡色。

体上面は茶色で黒の縦斑が入る。

体下面は白。

後頭部に短い冠羽がある。

オスの非繁殖羽とメスは、頭部と体上面は淡褐色になる。

ホオジロのメスに似るが、腹部の白が識別点。

クチバシは上は黒みがかった肉色、下は肉色。

脚は肉色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『カシラダカ(Rustic Bunting)』

カシラダカの飛来数が減少傾向という話を耳にします。

実際に、一昔前は、冬の信州にも群れで越冬していましたが

その規模が小さくなった気もします。

 

冬羽はホオジロと混群を掲載したりしますが

お腹の白さが目立つのが本種。

このお腹の白さが特徴です。

 

オスの繁殖羽のバリバリの姿をしっかり撮影していなかったことが分かりました。

撮ったつもりでいましたが、この春のテーマになりそうですね。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。