【日本の野鳥#24-37-03】シラガホオジロ(Pine Bunting) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

学名 Emberiza leucocephalos

和名 シラガホオジロ

英名 Pine Bunting

 

【分布】

中国北西部、チベット、シベリア、樺太で繁殖。

冬期は、インド北部、中国南部で越冬。

日本では数少ない旅鳥、冬鳥として飛来。

日本海側の島嶼では、秋の渡りに観察される。

 

◆Emberiza leucocephalos leucocephalos 基亜種

シベリア、樺太、チベットにて繁殖。

イラク、インド北部、中国南部で越冬。

 

◆Emberiza leucocephalos fronto

中国北西部で繁殖。

 

【生態】

低木、藪の多い開けた環境や松林に生息。

食性は植物食。植物の種子を好む。育雛期の雛には昆虫類などを与える。

地上にて営巣。

 

【サイズ・形態】

全長16-17.5㎝ 翼開長_㎝。

ホオジロ類の中では大型。

オス繁殖羽は体上面や胸が赤褐色。背や肩羽や雨覆、風切羽は黒軸斑が入る。

頬と頭頂部は白。

顔や喉が濃赤褐色。

腹部は白、脇腹は赤褐色。

メスは下面が白。頬や体上面は灰色を帯びる。

非繁殖羽は、全体的にくすみ、下面に縦斑が入る。頭頂部の白は褐色になる。

上尾筒は赤褐色の鱗模様。

クチバシは上が灰褐色。下が淡色。

脚は肉色。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『シラガホオジロ(Pine Bunting)』

信州の野辺山高原に毎冬飛来していましたが、ここ数年飛来がないようで

その要因は分かりません・・・

農耕地に来ていたので、作付けしている作物の関係なのか?

総個体数の減少でないことを祈ります。

 

舳倉島でも秋に出会うことがありますが、また信州で出会いたいと思うばかりです。

 

舳倉島にて

 

野辺山にて

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。