【日本の野鳥#24-33-15】タヒバリ(Water Pipit) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目セキレイ科タヒバリ属

学名 Anthus spinoletta

和名 タヒバリ

英名 Water Pipit

 

【分布】

ユーラシア大陸東部、樺太、千島列島、アラスカ、北アメリカ北部のツンドラ地帯で繁殖。

日本、朝鮮半島、北アメリカ南部で越冬。

日本では冬鳥として本州以南で飛来。普通種。

 

【生態】

繁殖地では、ツンドラ地帯の湿地や草地に生息。

越冬地では、農耕地、河原、海岸、荒れ地、草地など開けた環境に生息。

食性は雑食。昆虫類やクモ類、草の種や実を採食。

 

【サイズ・形態】

全長16㎝ 翼開長_㎝。

非繫殖期は頭部~背、体上面は灰褐色。

翼上面と尾は黒褐色。

喉から体下面は黄色味を帯びた淡色。

三藩とアイリングは淡色。

繁殖羽は眉斑および体下面が橙色を帯びて、体上面は灰色が濃くなる。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『タヒバリ(Water Pipit)』

冬の田んぼの代表的な鳥です。

田んぼは冬場の重要な探鳥ポイントです。

車をゆっくり走らせながら、いろいろな鳥を探します。

刈田では、ヒバリやタヒバリが飛び立つ姿を見る機会が多いです。

地味な鳥ですが、本種の多い場所では、楽しみもあります。

話の質が変わってしまいますが、冬の広大な田んぼや河川敷や土手は彼らにとって生息場所でありながらも、ハイイロチュウヒ、コチョウゲンボウなどの猛禽類の狩場でもあります。

本種の飛来が多い年は、そんなハンターも多く集まる傾向があるように感じます。

 

彼らにとっては、ある意味安住できない場所になるのかもしれませんね。

 

春のタヒバリは、色合いも変わってきて、その色味の多様さを楽しむこともできます。

そんなタヒバリをご覧ください。

 

少々色味が付いてきた個体

さらに赤みが増した個体

 

順番では『ズアオアトリ』ですが、未見のでスキップします。

次回は『アトリ』になります。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。