【日本の野鳥#24-33-14】ムネアカタヒバリ(Red-throated Pipit) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目セキレイ科タヒバリ属

学名 Anthus cervinus

和名 ムネアカタヒバリ

英名 Red-throated Pipit

 

【分布】

ユーラシア大陸の北極圏のツンドラ地域、カムチャッカ半島、アラスカ北西部で繁殖。

アフリカ中部、南アジア、中国南部、東南アジアに渡り越冬。

日本では旅鳥として飛来、九州以南では少数が越冬。

東日本では少ない。

 

亜種はない。

 

【生態】

繁殖期はツンドラ地帯の草地や湿地に生息。

越冬地や中継地では、農耕地、草地、河原、海岸草地に生息。

食性は雑食。昆虫類やクモを捕食、草の種や実を採食する。

地鳴きが特徴的で「チィー」とメジロのような音質で鳴く。

湿原草地の地上に碗状の巣を作り営巣。

 

【サイズ・形態】

全長16㎝ 翼開長_㎝。

雌雄同色。

繁殖羽は頭部および胸部が赤橙色~橙褐色。

体上面は灰褐色で黒い縦斑が入る。

非繁殖羽は、頬は赤みがかる褐色なる以外、頭部と胸部は赤みが抜け、淡褐色になる。

頭上部には黒い縦斑が入る。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『ムネアカタヒバリ(Red-throated Pipit)』

頭部の赤みの移り行く様を春の渡りの時期には楽しめます。

ですが、私はまだ、完熟個体を見たことがありません。

今までで一番の熟度は↓の個体。

繁殖羽に近い羽衣

こんな感じでシギの繁殖羽への移行の多様さと似た感じで

様々な羽衣を楽しめるのも本種の特徴と言えますね。

 

 

非繁殖羽

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。