スズメ目セキレイ科タヒバリ属
学名 Anthus gustavi
和名 セジロタヒバリ
英名 Pechora Pipit
【分布】
シベリア北西部~北東部、カムチャッカ半島などで繁殖。
フィリピン、ボルネオ島北部、スラウェシ島、モルッカ諸島で越冬。
日本では少ない旅鳥で渡りの時期に記録されている。
【生態】
牧草地、農耕地、草地、灌木帯など低木が茂る開けた場所に生息。
他のタヒバリよりも草の丈の高い場所に先行する傾向が強い。
食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。
【サイズ・形態】
全長14㎝ 翼開長_㎝。
雌雄同色。
頭頂部~頸部は明るめの褐色で黒い縦斑が入る。
体上面は褐色で、黒の縦縞が明瞭に入り、背中に白線が左右に2本入る。
眉斑は目立たない。
体下面はクリーム色、全体的に黒褐色の縦斑が入る。胸はやや褐色身を帯びる。
クチバシは上は黒、下は肉色。
脚は肉色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『セジロタヒバリ(Pechora Pipit)』
今までで1度だけの出会いの鳥です。
大阪で出会いました。
秋のコスモスが咲く、稲刈り後の田んぼの際に出てくれました。
私、キク科の花粉症の症状が強いので、きつい撮影でしたが(^^;)
こんな素敵な鳥に出会えた喜びで、
目の痒さも、鼻がぐずぐずなのも忘れて撮影したことを覚えています。
トンボを捕まえてくわえたばこのようにしていたシーンは今でもよく覚えています。
秋の対馬や九州でも探しているものの、どうも出会えない・・・
フィリピンの暗いジャングルの林床でちらっと見ましたが、撮影出来ず(T-T)
次はどんな再会になるのでしょうか?
それが近いことを祈りつつ、記事を書いています。
背の白いラインが特徴ですね。
順番では「ウスベニタヒバリ」ですが、未見なのでスキップします。
次回は、『ムネアカタヒバリ』になります。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。