スズメ目セキレイ科タヒバリ属
学名 Anthus pratensis
和名 マキバタヒバリ
英名 Meadow Pipit
【分布】
ヨーロッパ北部~シベリア北西部、アイルランド、アイスランド、グリーンランド東部で繁殖。
イギリス、ヨーロッパ北西部では留鳥。
ヨーロッパ南部、カスピ海以南(イラン、アフガニスタン)、中東、アフリカ北部で越冬。
日本では、亜種マキバタヒバリが迷鳥または稀な旅鳥・冬鳥として記録がある。
2亜種に分類される。
◆Anthus pratensis pratensis 亜種マキバタヒバリ
グリーンランド南東部~ヨーロッパ~シベリア西部で繁殖。
アフリカ北部やイランで越冬。
◆Anthus pratensis whistleri
アイスランド、スコットランド、アイルランド、イギリスで留鳥として分布。
【生態】
牧草地や草地、農耕地、沼地、湿地帯に生息。
食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。
植物の陰の地面に枯草などで碗状の巣を作り営巣。
カッコウの托卵対象種。
【サイズ・形態】
全長14㎝ 翼開長_㎝。
雌雄同色。
頭上部~背、体上面は緑褐色に黒褐色の斑が入る。
眉斑は不明瞭。
体下面は淡褐色、喉や胸に黒褐色の縦斑。
クチバシは上が黄色がかった黒、下は橙色、先端部は黒。
脚は肉色~橙色、爪は黒、特に後趾の爪は長い。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『マキバタヒバリ(Meadpw Pipit)』
英名も和名も「草地」「牧草地」の意味。
そんな場所で繁殖していることからの命名と思われます。
私が見たのは2回。
京都の農耕地と岡山県の蓮田。
ちょっと名前とは環境が違いますが、こうした環境にも生息しているんです。
全身に縦斑が入るという印象のタヒバリです。
そんな感じで撮影出来ているかな?
まずは京都の個体
岡山の個体
次は順番では「ヨーロッパビンズイ」ですが、未見のためスキップします。
次は、「ビンズイ」です。
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。