【日本の野鳥#24-33-02】ツメナガセキレイ(Yellow Wagtail) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目セキレイ科セキレイ属

学名 Motacilla tschutschensis

和名 ツメナガセキレイ

英名 Yellow Wagtail

 

【分布】

アフリカ大陸、ユーラシア大陸、東南アジア、オーストラリア北部、アラスカ州に生息。

温帯から亜寒帯で繁殖し、暖地、南部、南半球で越冬。

日本では亜種ツメナガセキレイが北海道北部で繁殖。

渡りの季節には全国的に旅鳥として飛来。

沖縄では亜種キタツメナガセキレイが越冬。

 

M. f. flava - 基亜種

スカンジナビア半島~フランス~ウラル地方の山地で繁殖。

サハラ砂漠以南で越冬。

 

M. f. flavissima  – Yellow-crowned wagtail

イギリスで繁殖

アフリカで越冬。

 

M. f. thunbergi  – Dark-headed wagtail or Grey-headed wagtail

スカンジナビア半島の中部から北部~シベリア西部で繁殖。

アフリカ東部、インド亜大陸、東南アジアで越冬。

 

M. f. iberiae  – Iberian yellow wagtail

フランス南西部、イベリア半島、アフリカ北西部で繁殖。

ガンビア~中央アフリカで越冬。

 

M. f. cinereocapilla  – Ashy-headed wagtail

シシリー島、サルディーニャ島、イタリア、スロベニアで繁殖。

チュニジア、アルジェニア、マリ、チャド湖で越冬。

 

M. f. pygmaea – Egyptian yellow wagtail

ナイル川沿岸で留鳥として分布。

 

M. f. feldegg  – Black-headed wagtail

バルカン半島、カスピ海南部、トルコ南部、イラン、アフガニスタン、レバノンで繁殖。

アフリカ中部、ナイジェリア、ウガンダ、スーダンで越冬。

 

M. f. lutea – Yellow-headed wagtail

ボルガ川下流域~カザフスタンで繁殖。

アフリカとインド亜大陸で越冬。

 

M. f. beema  – Sykes' wagtail

中央アジアで繁殖。

インド亜大陸、アフリカ東部、アラビア半島で越冬。

M. f. melanogrisea – Turkestan black-headed wagtail

ヴォルガ川流域、カスピ海沿岸部、アフガニスタン北部で繁殖。

パキスタン、インド北西部、ネパールで越冬。

 

M. f. plexa - 亜種シベリアツメナガセキレイ

クラスノヤルスク地方や~シベリア北東部(コリマ川)にかけて繁殖。

インド、東南アジアで越冬。

 

M. f. angarensis – South Siberian yellow wagtail.
シベリア南部~バイカル湖、モンゴル北部で繁殖。

東南アジアで越冬。


M. f. leucocephala – White-headed yellow wagtail.
モンゴル北東部~中国西部~ロシア中南部で繁殖。

インドで越冬。


M. f. taivana – 亜種ツメナガセキレイ

樺太~北海道北部で繁殖。ミャンマー~台湾~ウォーレシア南部にかけての地域で越冬。


M. f. macronyx  – 亜種キタツメナガセキレイ 

モンゴル東部~ロシア南東部国境地域で繁殖。

南シナ海北西部で越冬。


M. f. simillima – 亜種マミジロツメナガセキレイ 

カムチャッカ半島~ベーリング海諸島で繁殖。東南アジア、オーストラリア北部で越冬。

 

【生態】

草原、湿原、海岸草地、農耕地、牧草地に灌木が入るような環境に生息。

食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。

地面に皿状の巣を作り営巣。

 

【サイズ・形態】

全長16.5㎝ 翼開長_㎝。

オス夏羽

体上面は頭頂部から上尾筒まで緑褐色。

翼上面は雨覆は緑褐色、風切羽は黒く、その羽縁は淡褐色。翼帯は淡褐色で2本入る。

体下面は黄色。

眉班は黄色。

クチバシは上が黒、下は淡い黒。

脚は黒。

メスと冬羽は、全体的に色は淡い。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『ツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)』

相性がいまいちのセキレイでして・・・

夏羽が北海道でどうもうまく撮影出来ていないんですよね。

 

渡りの途中も同じで、あまりいいシーンでの撮影機会に恵まれていないんですよね~

 

ジシギ探し中に声を聴いたりするんですが、やり過ごしてしまったりして・・・

 

ブログのために写真を整理したのですが、強烈な思いがないので、探し出しに苦労しました~

 

そんなツメナガセキレイですが、見てもらえれば幸いです。

 

夏羽

冬羽

タイにて

沖縄にて

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。