スズメ目ヒタキ科アオヒタキ属
学名 Niltava vivida
和名 チャバラオオルリ
英名 Vivid Niltava
【分布】
インドシナ半島北部~中国中南部、台湾に留鳥として分布。
日本では2例の記録があるだけの稀な迷鳥。
2亜種に分類される。
◆Niltava vivida vivida 基亜種チャバラオオルリ
台湾に分布。
日本で確認された個体は、この亜種と考えられている
◆Niltava vivida oatesi
中国中南部、インドシナ半島北部に分布。
【生態】
山地の森に生息。
食性は動物食傾向の雑食。昆虫類やクモなどを捕食。木の実を採食する。
冬の台湾ではイイギリの赤い実に集まる。
【サイズ・形態】
全長18₋19㎝ 翼開長_㎝。
雌雄異色。
オスは頭頂部~後頚部~背、上尾筒、尾羽上面は紺青。
顔、頬、喉は黒。
翼上面は青。風切羽は黒味を帯びる。
下面は胸から下尾筒まで橙色。
尾羽下面は灰黒色。
クチバシ、脚は黒。
メスは全身、灰褐色、上面はオリーブ色を帯びる。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『チャバラオオルリ(Vivid Niltava)』
台湾の大雪山、阿里山山麓で見たことがあります。
大雪山では、冬場、イイギリの赤い実がなる有名なポイントがあります。
23.5㎞ポイントだったかな?
海外探鳥がスムーズにいけるようになったら、正月休みに再訪してみたいポイントです。
本種だけではなく、タイワンツグミ、タイワンシジュウカラ、ゴシキドリ、チメドリ類数種などがBird Waveという感じで混群でわぁ~~とやってくるんですよね。
その忙しさにまた身を置きたくなります。
そんなチャバラオオルリをご覧ください。
台湾大雪山にて
メス
阿里山山麓にて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。