【日本の野鳥#24-30-57】チャバラオオルリ(Vivid Niltava) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科アオヒタキ属

学名 Niltava vivida

和名 チャバラオオルリ

英名 Vivid Niltava

 

【分布】

インドシナ半島北部~中国中南部、台湾に留鳥として分布。

日本では2例の記録があるだけの稀な迷鳥。

 

2亜種に分類される。

Niltava vivida vivida 基亜種チャバラオオルリ

台湾に分布。

日本で確認された個体は、この亜種と考えられている
 

◆Niltava vivida oatesi 

中国中南部、インドシナ半島北部に分布。

 

【生態】

山地の森に生息。

食性は動物食傾向の雑食。昆虫類やクモなどを捕食。木の実を採食する。

冬の台湾ではイイギリの赤い実に集まる。

 

【サイズ・形態】

全長18₋19㎝ 翼開長_㎝。

雌雄異色。

オスは頭頂部~後頚部~背、上尾筒、尾羽上面は紺青。

顔、頬、喉は黒。

翼上面は青。風切羽は黒味を帯びる。

下面は胸から下尾筒まで橙色。

尾羽下面は灰黒色。

クチバシ、脚は黒。

メスは全身、灰褐色、上面はオリーブ色を帯びる。

 

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『チャバラオオルリ(Vivid Niltava)』

台湾の大雪山、阿里山山麓で見たことがあります。

大雪山では、冬場、イイギリの赤い実がなる有名なポイントがあります。

23.5㎞ポイントだったかな?

 

海外探鳥がスムーズにいけるようになったら、正月休みに再訪してみたいポイントです。

 

本種だけではなく、タイワンツグミ、タイワンシジュウカラ、ゴシキドリ、チメドリ類数種などがBird Waveという感じで混群でわぁ~~とやってくるんですよね。

 

その忙しさにまた身を置きたくなります。

 

そんなチャバラオオルリをご覧ください。

 

台湾大雪山にて

メス

 

阿里山山麓にて

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。