スズメ目ヒタキ科アイイロヒタキ属
学名 Eumyias thalassinus
和名 ロクショウヒタキ
英名 Verditer Flycatcher
【分布】
インド、ネパール、ブータン、バングラディシュ、インドシナ半島、中国南部、スマトラ島、ボルネオ島など、南アジア、東南アジアに留鳥、漂鳥として分布。
日本では稀な迷鳥として、石垣島、与那国島、甑島、長崎県、鹿児島県など、近年では東京で記録がある。
2亜種に分類される。
◆E. t. thalassinus 基亜種ロクショウヒタキ
南アジア、インドシナ半島、中国南部に分布。
◆E. t. thalassoides
マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布。
【生態】
山地~亜高山帯の開けた森林や林縁、山岳地帯に生息。
食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。木の実なども採食。
土壁や岩棚の窪みに巣を作り営巣。
【サイズ・形態】
全長15₋17㎝ 翼開長_㎝。
雌雄異色。
全身が緑青色(銅の錆びた色)。
オスは目先が黒。
メスは全体的にややくすんだ傾向。
下尾筒は淡青色に青白色の鱗模様が入る。
尾羽下面はすすけた黒。
クチバシ、脚は黒。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『ロクショウヒタキ(Vediter Flycatcher)』
2021年12月に東京のど真ん中、新宿御苑に飛来して
おおぜいのBirderを楽しませたことは記憶に新しいところです。
あ、人混み避けたので、私は行きませんでした。
ということで、国内での撮影の千載一遇のチャンスを棒に振ったので、国内での写真は無し。
インド、タイ、ベトナムなどで撮影し写真をご覧ください。
このロクショウヒタキ、全身が緑青色。
銅が錆びた際の青緑の色合いに金属光沢が入った色彩です。
日本の鳥にはいない、何とも言えない素敵な「青」
初めて見たのが、タイだったのですが、それはそれは初対面は大感動でした‼
2020年に長男と娘と行ってたベトナムの旅では、非常に近くで見ることが出来て
双眼鏡なしでも、娘からも「綺麗」と言葉が出たほどの美しさ。
長男も、激写していました‼
そんな姿を見て、お父ちゃんもニコニコでしたよ~
そんな思い出のあるロクショウヒタキをご覧ください。
初の出会い
タイ(Kaeng Krachan)
タイ北部(Doi Lang)
ベトナム(Dalat)
ベトナム(Di Ling)
インド(Mishmi)
メス個体
タイ(Khao Yai)
ベトナム(Di Ling)
巣穴・・・と思われる(この中から出てきたので)
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。