【日本の野鳥#24-30-56】ロクショウヒタキ(Vediter Flycatcher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科アイイロヒタキ属

学名 Eumyias thalassinus

和名 ロクショウヒタキ

英名 Verditer Flycatcher

 

【分布】

インド、ネパール、ブータン、バングラディシュ、インドシナ半島、中国南部、スマトラ島、ボルネオ島など、南アジア、東南アジアに留鳥、漂鳥として分布。

日本では稀な迷鳥として、石垣島、与那国島、甑島、長崎県、鹿児島県など、近年では東京で記録がある。

 

2亜種に分類される。

E. t. thalassinus 基亜種ロクショウヒタキ

南アジア、インドシナ半島、中国南部に分布。

 

 

E. t. thalassoides

マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布。

 

【生態】

山地~亜高山帯の開けた森林や林縁、山岳地帯に生息。

食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。木の実なども採食。

土壁や岩棚の窪みに巣を作り営巣。

 

【サイズ・形態】

全長15₋17㎝ 翼開長_㎝。

雌雄異色。

全身が緑青色(銅の錆びた色)。

オスは目先が黒。

メスは全体的にややくすんだ傾向。

下尾筒は淡青色に青白色の鱗模様が入る。

尾羽下面はすすけた黒。

クチバシ、脚は黒。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ロクショウヒタキ(Vediter Flycatcher)』

2021年12月に東京のど真ん中、新宿御苑に飛来して

おおぜいのBirderを楽しませたことは記憶に新しいところです。

 

あ、人混み避けたので、私は行きませんでした。

 

ということで、国内での撮影の千載一遇のチャンスを棒に振ったので、国内での写真は無し。

 

インド、タイ、ベトナムなどで撮影し写真をご覧ください。

 

このロクショウヒタキ、全身が緑青色。

銅が錆びた際の青緑の色合いに金属光沢が入った色彩です。

日本の鳥にはいない、何とも言えない素敵な「青」

初めて見たのが、タイだったのですが、それはそれは初対面は大感動でした‼

 

2020年に長男と娘と行ってたベトナムの旅では、非常に近くで見ることが出来て

双眼鏡なしでも、娘からも「綺麗」と言葉が出たほどの美しさ。

長男も、激写していました‼

そんな姿を見て、お父ちゃんもニコニコでしたよ~

 

そんな思い出のあるロクショウヒタキをご覧ください。

 

初の出会い

タイ(Kaeng Krachan)

 

タイ北部(Doi Lang)

 

ベトナム(Dalat)

 

ベトナム(Di Ling)

 

インド(Mishmi)

 

メス個体

タイ(Khao Yai)

 

ベトナム(Di Ling)

 

巣穴・・・と思われる(この中から出てきたので)

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。