【日本野鳥24-30-50】マミジロキビタキ(Yellow-rumped Flycatcher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科キビタキ属

学名 Ficedula zanthopygia

和名 マミジロキビタキ

英名 Yellow-rumped Flycatcher

 

【分布】

ロシア沿海州~朝鮮半島~中国東部で繁殖。

冬期はマレー半島、インドシナ半島、南アジアに渡り越冬。

日本では旅鳥として飛来。数は多くない。

 

【生態】

森林に生息。

食性は動物食。昆虫類やクモ類などを捕食、木の実を食べることもある。

 

【サイズ・形態】

全長14㎝ 翼開長_㎝。

雌雄異色。

オスは頭部~体上面・翼上面が黒。

眉斑と翼斑は白。

喉から体下面は黄色。

下尾筒は白。

雌雄ともに腰は黄色(英名の由来)。

 

メスは、体上面は灰褐色。

体下面は白みを帯びた灰褐色。

小さい翼帯は白。

 

クチバシ、脚は黒。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『マミジロキビタキ(Yellow-rumped Flycatcher)』

春秋の渡りの季節、日本海側の離島で多くはないですが、飛来する鳥です。

ですが、「朝はここにいた」「昨日はずっと出ていたけどな~」という縁のなさ。

まだ、国内で出会ったことがない鳥です。

 

初めてであったのは、タイで。

メスでした。

ミナミヤイロチョウ狙いで行ったときに、水場にひょっこり出てきてくれました。

黄色の腰を確認出来た時、嬉しかったな~

 

オスは、マレーシアにて。

ミツユビカワセミの狩場で、それとチメドリ数種狙いで、水辺に座ってじっと待っていると。。。

お~~黄色い‼

 

林の奥で、下面の黄色が「映えて」いました。

水を飲みに飛んできて、激写‼

 

キビタキに白い眉斑があるというイメージが実物を見るまでの印象でしたが

本種の体上面の黒と下面の黄色の「濃さ」は、キビタキとは一線を介していると実感しました。

 

そんな違いが分かるように撮れていますかね?

 

では、凛としたハンサムのオスからご覧ください。

メスは、とても愛らしいですよ(^^)

 

オス

 

メス

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。