【日本の野鳥#24-30-28】シマゴマ(Rufous-tailed Robin) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科ノゴマ属

学名 Larvivora sibilans

和名 シマゴマ

英名 Rufous-tailed Robin

 

【分布】

シベリア南部・東部~オホーツク海沿岸、樺太で繁殖。

冬期は中国南部~東南アジア(タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム)に渡り越冬。

日本では旅鳥として渡りの季節に飛来(春の記録が多い)。

 

【生態】

タイガや針葉樹林帯の低木林や竹・笹藪などに生息。

比較的薄暗い環境を好む。

食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。

地上に近い倒木や枯れ木の穴などに枯れ草などを用いた巣を作り営巣。

さえずりはコルリにいるが、やや音量的に乏しくややか細く「ヒュルルルル」と鳴く。

渡りの個体も、藪の中にいることが多く、さえずりで存在が分かることが多い。

 

【サイズ・形態】

全長13㎝ 翼開長_㎝。

雌雄同色。だがメスはやや淡い。

体上面は褐色。

尾は赤みが帯びた褐色。

体下面は白地に、胸、脇にオリーブ褐色の鱗状斑が入る。

アイリングが白。

クチバシは褐色を帯びた黒。

脚は肉色を帯びた灰色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『シマゴマ(Rufous-tailed Robin)』

縞模様のコマドリ=「シマゴマ」なのかな?

縞というか鱗状の模様が特徴です。

 

コルリのメスに赤みを加えて、胸に鱗模様。

そんな印象でしょうか。

 

藪の中が好きなので、舳倉島と能登半島、新潟の海岸林で声を聴いたことがありますが

限られた時間に、本種に時間を割くことをせずに、他の鳥を見つけてしまって

あ~~会えずじまい。

 

声だけライファーという鳥でした。

 

そんな感じで、いつか離島で会うしかないと思っていたのですが

ベトナムにアオエリヤイロチョウ(Blue-naped Pitta)を撮影しに向かったのですが

そのポイントが軍の演習で入れない・・・が~~ん

 

ということで、ターゲットの変更を余儀なくされて

遠征する場所も全く別のポイントに変更となったのです。

そのポイントで、2種類のヤイロチョウ(ミドリシマ・コシアオ)を撮影して

ツノヤイロチョウを探したりと。。。

そんなときに、ひょこひょこっとブラインドの目の前に登場。

 

「あれ?コルリのメス?」と思った瞬間、ファインダー覗いたら

「お~~~シマゴマ~」

 

興奮‼

 

ある意味、その日の興奮のピーク‼

その時の写真を‼

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。