【日本の野鳥#24-30-27】コルリ(Siberian Blue Robin) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科ノゴマ属

学名 Larvivora cyane

和名 コルリ

英名 Siberian Brue Robin

 

【分布】

中国北東部、シベリア東部・中南部、朝鮮半島、モンゴル北部、日本、樺太、千島列島にて繁殖。

冬期は、中国南部、東南アジア、インド北東部に渡り越冬。

 

Larvivora cyane cyane 基亜種
中華人民共和国北東部、シベリア東部、朝鮮半島に分布。


Larvivora cyane bochaiensis 
モンゴル北部、シベリア中南部に分布。


Larvivora cyane nechaevi 亜種コルリ
日本、サハリン、千島列島南部に分布。

 

【生態】

低山から亜高山帯のササなどの下草が茂った落葉広葉樹林、針葉樹林、その混合林に生息。

食性は動物食。昆虫類、クモなどを主に地表で捕食。

倒木の下に碗状の巣を作り営巣。

さえずりは、前奏部分が「チッチッチッ」に続いて「チュリチュリチュリチュリ」と鳴く。

ジュウイチの托卵対象。

 

【サイズ・形態】

全長14㎝ 翼開長_㎝。

雌雄異色。

オスは体上面~翼上面~尾羽上面が暗青色。

体下面は白。

メスは、上面は青みを帯びた褐色。

体下面は褐色を帯びた淡色。

脚は肉色。

クチバシは黒。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『コルリ(Siberian Blue Robin)』

初夏の信州の亜高山帯に足を運ぶと、コルリのさえずりが耳に届きます。

葉が茂るとその姿を見つけるのは少々難儀。

素敵なブルーで、一見派手に見えますが、しっかりと溶け込みます。

それはお腹の白が故。

見上げで探すと、木漏れ日とともにお腹の白が混じって、全く持って探しにくくなるんです。

 

そんなコルリを見つけて撮影するなら、谷間で、目線に来る一で鳴いている個体か

早春の渡ってきてすぐ、葉が茂る前に探すことかな~

 

そんな、コルリ、越冬地の東南アジア(マレーシア、タイ、ベトナム)では、水場のハイドなどで比較的見る機会が多い鳥です。

むしろ、越冬個体の方が写真が多いかも~

特にメス個体となると。。。日本では結構難儀なので(^^;)

 

今回の写真も、国内撮影と、越冬地撮影に分けて記載しておきます。

 

戸隠にて(早春)

 

戸隠にて(初夏)

 

越冬地(マレーシア・タイ・ベトナム)

 

メス及びオス若

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。