スズメ目セッカ科セッカ属
学名 Cisticola juncidis
和名 セッカ
英名 Zitting Cisticola
【分布】
アフリカ、ヨーロッパ南部、インド、東南アジア、中国南部・南東部、日本、台湾、オーストラリアに分布。
日本では東北地方以南~沖縄、伊豆諸島などに分布。
冬期には北部の個体は暖地に移動。
17亜種に分類される。
日本には
◆Cisticola juncidis brunniceps 亜種セッカ が分布。
【生態】
ススキやチガヤなどの生える平地から山地の草原や河原、水田地帯、牧草地、耕作地・農耕地などに生息。
食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。
オスがヨシなどの葉をクモの糸で縫い合わせて楕円形の巣を作り営巣。
一夫多妻。
「ヒッヒッヒッヒッ、チャチャチャチャ」と鳴きながら、派線状に低空飛行をして、メスにアピールする。
【サイズ・形態】
全長13㎝ 翼開長16㎝。
頭から体上面は黄褐色に黒い縦斑が入る。
体下面は淡黄褐色。
尾上面は黒褐色で先端は白。
尾下面はストライプのように白黒の斑が入る。
クチバシは褐色、メスはやや白みを帯びる。
オスの口内は黒。
脚は肉色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『セッカ(Zitting Cisticola)』
信州ではあまり見ない鳥なんですよね。
太平洋側の草地に行くと、小さな鳥が「ヒッヒッヒッヒッ」と鳴きながら上空に舞い上がり、「チャチャチャチャ」と舞い下りる姿を見ることが出来ます。
この鳥、オーストラリアにもアフリカにもいるんですよね。
分布の広い鳥です。
この個体は冬の撮影
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。






