【日本の野鳥#24-22-07】ヒメウタイムシクイ(Booted Warbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヨシキリ科ウタイムシクイ属

学名 Iduna caligata

和名 ヒメウタイムシクイ

英名 Booted Warbler

 

【分布】

ロシア西部、カザフスタン北東部、中国西部、モンゴル北西部で繁殖。近年は分布を西に拡大していて、ヨーロッパでも繁殖。

インドやスリランカで越冬。

日本では迷鳥として、渡りの季節に離島で記録(5回)。

 

【生態】

低木帯、草地、ステップ、牧草地などに生息。

渡りや越冬地では藪の中に生息。

食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。

 

【サイズ・形態】

全11-12.5㎝ 翼開長_㎝。

体上面は灰褐色。

体下面は淡褐色がかった白。

眉斑は淡色。

翼帯はない。

尾は角尾。

クチバシは短く、上クチバシは暗褐色、下クチバシの基部は黄色で先端は黒。

脚は褐色。脚指は灰がかった褐色で、皮膚が厚いイメージ。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『ヒメウタイムシクイ(Booted Warbler)』

ムシクイ・Warblerと和名や英名についていますが、本種はムシクイよりもヨシキリに近縁の鳥です。

日本では、舳倉島やトカラ列島の平島などで数回の記録という珍鳥。

 

2016年秋に舳倉島で出会いました。

信州に帰宅しようと移動していて、その情報をもらい、自宅について即、仲間と車で輪島まで夜通し走りました(^^)

縞に到着すると、前日から島に入っていた若手の優秀な方が、すでに見つけてくれていて、難せず見ることは出来ましたが、ま~~動きが速い、藪が好き。

結構苦労して撮影しました~

そんな思い出のある鳥です。

 

英名の「Booted」は「靴」

脚指とその上の辺りの皮膚が肥厚した感じで、それが特徴ともいえます。

そんな感じに何とか撮影出来ていると思いますが、どうも、あまり出来のいい写真がないんだよな~

Booted(靴を履いているような感じ)に見えますか?

脚指が見えてるから見えませんかね~

ちょっとエナメルっぽいでしょう~

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。