【日本の野鳥#17-145】エトピリカ(Tufted Puffin) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属

学名 Fratercula cirrhata

和名 エトピリカ

英名 Tufted Puffin

 

【分布】
オホーツク海・ベーリング海沿岸部、北方四島、千島列島、アラスカ湾からカリフォルニア沿岸部の島嶼などで繁殖。

日本では、ユルリ島・モユルリ島でごく少数繁殖するが、近年その確認がされていないと思われ懸念されている。

北日本ではの沿岸部に非繁殖期に渡来するがその個体数は少ない。

 

【生態】

繁殖期以外は外洋で生活。

繁殖期は断崖に巣穴を掘り営巣、岩の隙間を利用することもある。

食性は動物食。イカナゴなどの魚類、軟体動物、甲殻類を潜水して捕食。

水深10mほど潜水できる。

3年で成鳥になる。

 

【サイズ・形態】

全長37‐41㎝ 翼開長49‐69㎝。

全身が黒。脚は橙色。

成鳥繁殖羽は頭部は、額から頭頂部は黒、顔と額が白。クチバシは橙色で、太く縦に平たい形状で、縦に数本の筋状の溝が入る。基部は黄灰色。

眼の後方から黄白色の長い飾り羽が伸長する。

 

非繁殖羽は、顔も黒くなり、クチバシの基部も黒くなる。

飛翔は重そうに飛ぶ。

 

【その他】

類似種:ツノメドリ

下面は白い。 繁殖羽には飾り羽はない。

 

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<ここから鳥の写真>

『エトピリカ(Tufted Puffin)』

アイヌ語で「エトピリカ」は「クチバシ(Etu)」+「美しい(Pirka)」=美しいクチバシ。

別名「花魁鳥」

繁殖期期はその名の通りの派手な面持ち。

ですが、すごい濃霧の中では、そのカラフルさも半減

 

再度、Tryした鳥ではありますが

最近の日本の繁殖地のユルリ島・モユルリ島の状況が芳しくなく 

行って簡単に見ることが出来る鳥ではなくなっているのが、残念でなりません。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。