【日本の野鳥#17-140】コウミスズメ(Least Auklet) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目ウミスズメ科エトロフウミスズメ属

学名 Aethia pusilla

和名 コウミスズメ

英名 Least Auklet

 

【分布】

千島列島からアリューシャン列島、ベーリング海の島嶼で繁殖。

冬期は周辺の海上で小さな群れを作り生活。

日本では、冬鳥として北日本の海上で見ることができる。

 

【生態】

海岸の断崖に大きなコロニーを作り繁殖。

食性は動物食。潜水してケンミジンコなど動物プランクトンや小魚を捕食する。

 

【サイズ・形態】

全長16-18㎝ 翼開長33-36㎝。

ウミスズメ類で最小。スズメほどの大きさ。

成鳥繁殖羽は、頭から後頚部、背面、翼上面は灰黒色。

腹部は白地に灰黒色のまだら模様。

目の後方に白い飾り羽。

クチバシは短く、上クチバシ基部に小さな突起。先端は赤。

飛翔時は、肩羽に白い線が入る。

脚は灰色。

虹彩は白。

非繁殖羽は、腹部は白。クチバシの色は鈍る。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『コウミスズメ(Least Auklet)』

とにかく小さい。

波のある大海原にスズメ大の鳥。

これを航路の船の上から見つけるわけですから

なかなかの難儀。

 

まだ、海鳥ウォッチング船での出会いは叶わずなので

近撮したことがないんですよね。

 

この波の中にいます・・・分かりますか?

                     ↑この線上にいます

                     真ん中より少し上あたりにいます。

 

とにかく小さいので、こんな写真が精いっぱい。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。