【日本の野鳥#17-138】カンムリウミスズメ(Japanese Murrelet) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

年幾念チドリ目ウミスズメ科ウミスズメ属

学名 Synthliboramphus wumizusume

和名 カンムリウミスズメ

英名 Japanese Murrelet

 

【分布】

石川県・三重県以西の離島や離礁、および伊豆諸島で繁殖。

非繁殖期の1~6月は北海道から九州の海域に広く生活する。

韓国でも繁殖例がある。

繁殖地の無人島への釣り人の侵入から、撒餌などの廃棄による天敵の誘致、人の移動に伴うネズミの侵入などで、影響が心配される。

伊豆諸島では、2009年以降12の島での繁殖が確認されていたが、今では繁殖確認ができない島も出てきて懸念されている。

 

【生態】

岩礁海岸の斜面や断崖に集団で繁殖。

孵化後1-2日で巣立つ。

繁殖地への回帰性が高い。

食性は動物食。

潜水して魚類、甲殻類などを捕食。

ウミスズメ類としては、唯一、暖流の影響がある海域にて繁殖する。

 

【サイズ・形態】

全長22-26㎝ 翼開長39-46㎝。

雌雄同色。

成鳥夏羽は頭部に白い細長い羽が10~12枚の羽冠がある。

体上面は灰黒色、腹面は白色。

喉、頸および腹側は黒。

クチバシはウミスズメと比較して長く、色は青灰色。

冬羽ではこれらは白くなる。冠羽も消失する。

 

 

【その他】

1975年に国の天然記念物に指定されている。

総個体数は5000∼10000羽程度と推定されてる。

 

 

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<ここから鳥の写真>

『カンムリウミスズメ(Japanese Murrelet)』

航路で出会う本種はミニサイズ。。。ゆえになかなか写真になりません。

こんな感じ・・・これでも超トリミング(^^;)

 

ですが、近海にいる際に小舟で出会えると

ちょっとましかな~

 

これは非繁殖羽

 

こっちはカンムリが少し残っていますね~

 

せっかく近かったのに・・・腕がない

 

こちらは2022年6月

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。