年幾念チドリ目ウミスズメ科ウミスズメ属
学名 Synthliboramphus wumizusume
和名 カンムリウミスズメ
英名 Japanese Murrelet
【分布】
石川県・三重県以西の離島や離礁、および伊豆諸島で繁殖。
非繁殖期の1~6月は北海道から九州の海域に広く生活する。
韓国でも繁殖例がある。
繁殖地の無人島への釣り人の侵入から、撒餌などの廃棄による天敵の誘致、人の移動に伴うネズミの侵入などで、影響が心配される。
伊豆諸島では、2009年以降12の島での繁殖が確認されていたが、今では繁殖確認ができない島も出てきて懸念されている。
【生態】
岩礁海岸の斜面や断崖に集団で繁殖。
孵化後1-2日で巣立つ。
繁殖地への回帰性が高い。
食性は動物食。
潜水して魚類、甲殻類などを捕食。
ウミスズメ類としては、唯一、暖流の影響がある海域にて繁殖する。
【サイズ・形態】
全長22-26㎝ 翼開長39-46㎝。
雌雄同色。
成鳥夏羽は頭部に白い細長い羽が10~12枚の羽冠がある。
体上面は灰黒色、腹面は白色。
喉、頸および腹側は黒。
クチバシはウミスズメと比較して長く、色は青灰色。
冬羽ではこれらは白くなる。冠羽も消失する。
【その他】
1975年に国の天然記念物に指定されている。
総個体数は5000∼10000羽程度と推定されてる。
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<ここから鳥の写真>
『カンムリウミスズメ(Japanese Murrelet)』
航路で出会う本種はミニサイズ。。。ゆえになかなか写真になりません。
こんな感じ・・・これでも超トリミング(^^;)
ですが、近海にいる際に小舟で出会えると
ちょっとましかな~
これは非繁殖羽
こっちはカンムリが少し残っていますね~
せっかく近かったのに・・・腕がない
こちらは2022年6月
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。