【日本の野鳥#17-131】ハシブトウミガラス(Thick-billed Murre) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目ウミスズメ科属

学名 Uria lomvia

和名 ハシブトウミガラス

英名 Thick-billed Murre or Brünnich's Guillemot 

 

【分布】

北極海と北太平洋、北大西洋の高緯度に広く分布。

近似種のウミガラスよりも北で生息。

繁殖地は分布域の各地に点在。

日本では、冬鳥として北日本の海上に飛来。

 

【生態】

岩の多い島や崖の上に集団でコロニーを形成して繁殖。

繁殖地では賑やかに鳴くが、海上では声を発することが少ない。

繁殖期以外は、陸に上がることは少なく、海上で生活。

食性は動物食。

潜水をして、魚類、軟体動物、甲殻類などを捕食。

深度100m以上までも潜水。

短い太い翼は、飛ぶことよりも潜水することへの進化。

 

【サイズ・形態】

全長40-48㎝ 翼開長64‐81㎝。

成鳥夏羽は、頭部、喉、頸部から背面、翼上面、尾は黒。胸から下面は白。白色部が前頸に喉に向けて入る。

クチバシは黒、上クチバシ基部から篏合部に白い線が入る。

冬羽でも頭部は黒。ウミガラスは頭頂部を覗いて白。

翼下面は、下雨覆が白。

 

【その他】

 

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『ハシブトウミガラス(Thick-billed Murre)』

北日本の海上で出会えるウミスズメの1種。

あたりの年であれば、北日本の航路のフェリーからでも観察することが出来ます。

 

日本で観察できるウミスズメの類の中では、大型の部類。

白黒のツートンカラーはパトカーの様です。

 

まだ、小舟では見たことがなく、航路での観察しかしたことがありませんし、

近似種のウミスズメとの1カットでの比較写真も撮ったことがありません。

それは、頑張って撮影したいシーンなんですがね~ ウミスズメ類がわっしゃーと入った冬は、是非とも挑戦したいものですね。

 

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。