【日本の野鳥#17-123】クロハラアジサシ(Whiskered Tern) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目カモメ科クロハラアジサシ属

学名 Chlidonias hybridus

和名 クロハラアジサシ

英名 Whiskered Tern

 

【分布】

ヨーロッパ南部から中央アジア、アフリカ、南アジア、中国東北部、オーストラリアで繁殖。繁殖地は点在。北方での繁殖個体は、アフリカやオーストラリアで越冬。

日本では旅鳥として5-10月にかけて全国で見られる。数は多くはない。

 

【生態】

繁殖期は、湿地帯、湖沼などに生息。

コロニー^を形成して繁殖。

批繁殖期は、海岸、干潟、埋立地、湖沼、湿地帯などに生息し、内陸部でも見ることができる。

小さい群れを形成していることが多い。

食性は動物食。小魚や昆虫類を捕食。

水面をすくうように採餌することが多いが、浅いダイブも行う。

 

【サイズ・形態】

全長23-29㎝ 余会長64-70㎝。

雌雄同色

夏羽は頭上が黒。

頬は白。胸、腹、背中は灰黒色。

翼上面は灰色。

クチバシは暗い赤。

 

冬羽は頭から腹は白。

後頭部と目の後方に黒斑。嘴

クチバシと脚は黒。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『クロハラアジサシ(Whiskered Tern)』

本種は沼アジサシとも呼ばれます。

アジサシというと海を思い描きますが

本種は湿地帯を好むので

大きな湖沼、田園地域で見ることが多いアジサシです。

 

日本国内でも出会いますが、海外でもたびたび出会います。

 

まずは国内での出会い。

 

シンガポール沖にて

 

ザンビアのザンベジ川にて

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。