【日本の野鳥#17-119】ベニアジサシ(Roseate Tern)) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目カモメ科アジサシ属

学名 Sterna dougallii

和名 ベニアジサシ

英名 Roseate Tern

 

【分布】

イギリス、デンマークやアフリカ、インド洋の島、中国南岸、フィリピンから東南アジア、ニューギニア、オーストラリア、北アメリカ東岸、カリブ海の島などで繁殖。

非繁殖期はそれら周辺の海域に生息。

北方繁殖個体は南へ渡る。

日本では、奄美群島、沖縄諸島、有明海の三池島などで繁殖。

それ以外の地域では、迷鳥もしくは稀な旅鳥。九十九里など比較的観察例の多い場所もある。

 

【生態】

海岸、浜辺、河口、干潟、埋め立て地、海洋上に生息。

島嶼や岩礁にコロニーを形成して繁殖。

繁殖地への人の侵入を嫌う傾向が強く、コロニーを放棄する習性を持つ。

食性は動物食。魚類、軟体動物、甲殻類、昆虫、動物プランクトンなどを空中からダイブして捕食。

水浴びは河口部の淡水域で行うことが多い。

 

【サイズ・形態】

全長33㎝ 翼開長67‐76㎝。

雌雄同色。

成長の夏羽は、頭上部は黒。背面および翼上面は淡い青灰色。

上尾筒と尾は白、尾は長く細い。静止時は風切羽の端をはるかに超える。

顔、頬、体下面、翼下面は白にほんのりと紅色が帯びる。

クチバシは赤、先端部が黒。非繁殖期は黒。

脚は赤。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ベニアジサシ(Roseate)』

あまり相性が良く無いアジサシなんです。

観察記録を振り返っても、まだ、数回程度の出会いです。

 

腹部のほんのりピンクがかった色合いは、他の鳥にはない色合いで

そのほのかさがまた素晴らしいんです。

 

かなり古い写真・・・千葉の飯岡海岸にて

 

また、白く長い尾が、空にすごく映えます。

 

宮古島の空を舞う姿を思い出して、再訪したくなりました。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。