【日本の野鳥#17-118】セグロアジサシ(Sooty Tern) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目カモメ科アジサシ属

学名 Sterna fuscata

和名 セグロアジサシ

英名 Sooty Tern

 

【分布】

大西洋、インド洋、太平洋の熱帯および亜熱帯、オーストラリア北岸の島嶼および礁などで繁殖。

非繁殖期では、その海域の外洋に生息。

日本では夏鳥として、小笠原諸島、南鳥島。沖縄の仲御神島などで繁殖。

本土には台風の影響による迷鳥として記録がある。

 

【生態】

非繁殖期は外洋で過ごす。飛翔能力が高い。

水面に降りたり、ダイビングすることは少ない。

食性は動物食。魚類、軟体動物などを捕食、水面近くで拾い上げるように採餌。

繁殖地では、草地、砂地にコロニーを形成。他のアジサシ類も混じったコロニーになることもある。

 

【サイズ・形態】

全長45㎝ 翼開長94㎝。

雌雄同色。

額・頸、腹部、下尾筒は白。

体上面・翼上面、尾の上面は濃い黒褐色。

尾の下面、翼下面は白。初列~三列風切羽の下面は淡い灰褐色。

クチバシ、脚は黒。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『セグロアジサシ(Sooty Tern)』

私の主観ですが、アジサシの中で一番かっこいいのが本種。

 

翼も細く長く、顔つきもきりっとした雰囲気があり、

かつモノトーンの美しさは秀逸です。

姿/色ともに魅力にあふれています。

 

アジサシ類の青い空と海、白い砂との相性は本当に抜群に美しいですね。

 

国内では、はるか遠くにを飛ぶ姿しか見たことがないのですが

Cairnsの沖合のミコマスケイでは、その美しさを堪能しました。

 

そんな姿をご覧ください。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。