【日本の野鳥#24-13-06】ハマヒバリ(Horned Lark) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒバリ科ハマヒバリ属
学名 Eremophila alpestris
和名 ハマヒバリ
英名 Horned Lark

【分布】
ユーラシア大陸から北アメリカ、中央アジア、モンゴル、中国北部、一部南米等のツンドラ地帯・乾燥地帯・山岳地帯・海岸で繁殖。

トルコ、イラン、パキスタン、中国西北部、アメリカ、メキシコに渡り越冬。

日本では亜種ハマヒバリが数少ない冬鳥として飛来。

 

42亜種に分類される。

◆E. a. alpestris – 【基亜種】カナダ東部に分布。

E. a. arcticola – カナダ西部からアラスカ北部に分布。
E. a. hoyti – カナダ北部に分布。
E. a. merrilli – アメリカとカナダの西海岸に分布。
E. a. strigata –ブリティッシュコロンビア州 (カナダ西部)からオレゴン州(USA西部)に分布。
E. a. alpina – ワシントン州(USA西部)の山地に分布。
E. a. lamprochroma – アメリカ西部内陸部の山地に分布。
E. a. leucolaema – アルバータ州(カナダ)~アメリカ中北部~中央部に分布。
E. a. enthymia – カナダ中南部~オクラホマ・テキサス州に分布。
E. a. praticola – カナダ南東部、アメリカ北東部、中東部に分布。
E. a. sierrae – カリフォルニア州北西部の山地に分布。
E. a. rubea – カリフォルニア州中部に分布。
E. a. utahensis –アメリカ中西部の山地に分布。 
E. a. insularis – カリフォルニア南部沖の島々に分布。
E. a. actia – カリフォルニア南部~バハカリフォルニア(メキシコ)の海岸地域の山地に分布。
E. a. ammophila – カリフォルニア南東部~ネバダ州南西部にの砂漠地帯に分布。
E. a. leucansiptila – ネバダ州南部、アリゾナ州西部、メキシコ北西部に分布。
E. a. occidentalis –  アリゾナ州北部~ニューメキシコ州中部に分布。
E. a. adusta – アリゾナ南部~ニューメキシコ州南部、メキシコ北中部に分布。
E. a. enertera – バハカリフォルニア(メキシコ)の中部に分布。

E. a. giraudi – アメリカ中南部~メキシコ北東部沿岸部に分布。
E. a. aphrasta – チワワ州、デゥランゴ州(メキシコ北西部)に分布。
E. a. lactea –  コアウイラ州(メキシコ北中部)に分布。
E. a. diaphora –  コアウイラ州南部~プエブラ州(メキシコ北中部~東部)
E. a. chrysolaema – メキシコ中西部~中東部に分布。
E. a. oaxacae – メキシコ南部に分布。
E. a. peregrina – コロンビア(南米)に分布。
E. a. flava – 【亜種ハマヒバリ】ヨーロッパ~アジアの北部全般に分布。
E. a. brandti – ヨーロッパ、ロシア南東部~モンゴル西部、中国北部に分布。
E. a. atlas – モロッコに分布。
E. a. balcanica – バルカン半島南部とギリシャに分布。
E. a. kumerloevei – 中央アジアに分布。

Found in western and central Asia Minor
E. a. penicillata – トルコ東部、コーカサス地方、イランに分布。
E. a. bicornis – レバノン、シリア、イスラエルに分布。
E. a. albigula – イラン北東部、トルクメニスタン、パキスタン北西部に分布。
E. a. argalea – 中国西部の一部に分布。
E. a. teleschowi –  中国西部~中西部に分布。
E. a. przewalskii – 青海省北部に分布。
E. a. nigrifrons – 青海省北東部に分布。
E. a. longirostris– パキスタン北東部、ヒマラヤ西部に分布。
E. a. elwesi – チベット自治区南部と東部に分布。
E. a. khamensis – 中国南西部と中南部に分布。

【生態】
越冬地では海岸の埋立地、干拓地、荒れ地、砂丘地帯、まばらな草地、河原などの開けた環境に生息。

繁殖期は、ツンドラ地帯、山岳地帯、草原など開けた環境に生息。

食性は、植物食傾向の強い雑食。繁殖期には昆虫類、非繁殖期は植物の種子などを主に採食。

歩行はウォーキング。

地面に枯草や葉でわん型の巣を作り、営巣。

越冬期はチッ、チッ。。。という地鳴き。

囀りはヒバリに似る。

【サイズ・形態】
全長16₋20㎝ 翼開長30‐34㎝。

亜種により色彩は異なる。

頭頂~頭側は黒。

オスの夏羽では頭側後部に黒い羽角がある(メスは小さい)。

後頭部~後頚部~背~翼上面~尾は淡褐色。

額~眉斑~目の後方は黄色。

クチバシ基部から目の下から頬にかけて黒い斑。

喉~前襟は黄色。

胸に黒い帯。

体下面は褐白色。

クチバシは灰褐色が基調で、上クチバシは黒実が増し、下クチバシの基部は黄色みを帯びる。

脚は黒。


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<ここから鳥の写真>
『ハマヒバリ(Horned Lark)』
いまだにまともな撮影が出来ていない1種です。

いつも遠い・・・

 

2022年冬に能登の先端で出ていた個体を見に行こうとすると、雪、用事が出来て、結局行けずじまい・・・

実は発見の1週前にはその場所に行ってきたんですが。。。その時にいたのか?見つけられなかったのか?いずれにしてもなかなか縁がない。。。のです。

 

ま、いずれ撮れるでしょう。

それにしてもひどい写真だな~

 

2010年2月(金沢)

 

2017年2月(宮城)


次は「タイワンショウドウツバメ」ですが、台湾で見ただけで未撮影なのでスキップします。次は「ショウドウツバメ」
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。