スズメ目シジュウカラ科コガラ属
学名 Parus palustris
和名 ハシブトガラ
英名 Marsh Tit
【分布】
ヨーロッパとアジア東部に分布。
日本では北海道に分布。
10亜種に分類される。
◆P. p. dresseri – イングランド中部および南部、ウェールズ、フランス西部に分布。
◆P. p. palustris (基亜種) – ヨーロッパ北部から中部(スカンジナビア半島南部からイベリア半島北部、ポーランド北中部、バルカン半島西部とギリシャ)に分布。
◆P. p. italicus –アルプス山脈(フランス)、イタリア、シシリア島に分布。
◆P. p. stagnatilis – 東ヨーロッパからウラル山脈、トルコ北西部に分布。
◆P. p. kabardensis– コーカサス地方とトルコ北東部に分布。
◆P. p. brevirostris – シベリア中南部・南東部、モンゴル北部に分布。
◆P. p. ernsti – カラフトに分布。
◆P. p. hensoni – 千島列島南部と北海道に分布。
◆P. p. jeholicus – 中国北東部と北朝鮮に分布。
◆P. p. hellmayri – 中国東部、韓国に分布。
【生態】
平地から山地の落葉広葉樹林や混合林に生息。
非繁殖期は他のカラ類などと混群を形成する。
食性は雑食。主に昆虫類やクモを捕食。冬期には木の実や種子も食べる。
キツツキなどの古巣や樹洞に営巣。
【サイズ・形態】
全長12㎝ 翼開長_㎝。
コガラに酷似する。
雌雄同色。
クチバシの基部から額、頭頂部から後頭びかけて黒。
ベレー帽のように見える。
目はこの黒ラインの下の位置にある。
クチバシの下の喉部が黒。
側頭部から胸部にかけて白。
背面、翼、尾羽は褐灰色。
下面は淡褐色がかった白。
【その他】
コガラとの比較
クチバシがやや太め
クチバシの嵌合部が白く見える。
頭上と喉の黒に光沢がある。
尾羽の先端が四角(コガラは丸)。
脚がやや頑丈で太く見える。
鳴き声が異なる。
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<ここから鳥の写真>
『ハシブトガラ(Marsh Tit)』
北海道では一番識別に悩むのが本種。
本州ではいない本種ですが、北海道にはコガラも生息しています。
これが酷似。
屋外で見ていると、なんとなく普段見慣れていない私でも感覚的に「ハシブトガラかな」と思って撮影したりしていますが、カラ類の混群を採っていたりすると、コガラも混じってきて、写真での識別が????になるんです。
と、これだけ言い訳しておいて
この下に写真を貼っておきましょう。
角度によっても分からなくなるし。。。写真同定が難しいです。
見慣れている方、詳しい方は、Noつけておくので、ご指南願います。
No2
No3
No4
No5
No6
No7
No8
No9
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。