【日本の野鳥#24-10-01】ツリスガラ(Chinese Penduline Tit) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ツリスガラ科ツリスガラ属
学名 Remiz consobrinus
和名 ツリスガラ
英名 Chinese Penduline Tit

【分布】

ロシア、朝鮮半島、中国、日本に分布。

日本では冬鳥として主に西日本以西に飛来。

【生態】

河口、川岸、海岸のヨシ原に生息。

群れで生活。
食性は動物食。ヨシの茎の鞘をはいで中の昆虫類(カイガラムシ・アブラムシなど)、クモなどを捕食する。

湿地や林の中の木の枝に草で楕円形の袋状の吊り巣を作り営巣。

【サイズ・形態】
全長11㎝ 翼開長_㎝。

雌雄異色。

オスは頭部が灰色。過眼線は黒、その周囲は白。頸部、上面および翼は赤褐色。

腹部は灰褐色。

メスは頭部の灰色や過眼線の黒にやや褐色がかる。

クチバシは細く鋭い、色は灰色。

チーチーチーと鋭い細い声で鳴く。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『ツリスガラ(Chinese Penduline Tit)』
葦原で耳を澄ますと・・・チーチーチーと澄んだ甲高い声が聞こえます。

そう、本種の声。

群れで一気に移動してきます。

わらわらして、どの個体を撮ろうか?と迷っていると

過ぎ去って行っちゃうこともままあります。

 

私が鳥見を始めたころは、比較的珍しい鳥でした。

最近は西日本では見かける冬鳥になってきているようです。

東日本ではまだ飛来数が多くない種ですが

いるという話を耳にする機会も増えてきているので

少しずつ目にする機会も増えてくるのかもしれませんね。

長良川にて

 

岡山市にて

 

下関にて



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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。