【日本の野鳥#24-05-02】ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目オウチュウ科オウチュウ属
学名 Dicrurus leucophaeus
和名 ハイイロオウチュウ
英名 Ashy Drongo

【分布】

パキスタン北東部~ネパール~中国南部~南東部~東部

インド中央部、インドシナ半島、マレー半島、スマトラ島および西部の諸島、ボルネオ島北部、パラワン島などに分布。

日本では、南西諸島や九州南部などで迷鳥として記録。

 

15亜種に分類

Dicrurus leucophaeus leucogenis 中国中部から東部に分布。

Dicrurus leucophaeus salangensis 中国南東部に分布。

Dicrurus leucophaeus innexus  海南島に分布。

Dicrurus leucophaeus beavani パキスタン北東部~インド北部~ネパールに分布。

Dicrurus leucophaeus hopwoodi  ブータン・バングラディシュ・中国南西部に分布。

Dicrurus leucophaeus longicaudatus  インド中部に分布。

Dicrurus leucophaeus mouhouti ミャンマー北部・インドシナ半島の北部、北東部に分布。

Dicrurus leucophaeus nigrescens  インドシナ半島東部および南部~マレー半島(南端部を除く)に分布。

Dicrurus leucophaeus batakensis  スマトラ島の区部に分布。 

Dicrurus leucophaeus siberu  シベルト島(スマトラ島西沖)に分布。

Dicrurus leucophaeus periophthalmicus ムンタワイ諸島に分布。

Dicrurus leucophaeus phaedrus  スマトラ島中部~南部に分布。

Dicrurus leucophaeus stigmatops ブルネオ島北部に分布。

Dicrurus leucophaeus leucophaeus 基亜種:パラワン島(フィリピン)に分布。

Dicrurus leucophaeus bondi インドシナ半島中部~南東部に分布。

 

【生態】
開けた環境を好む。
田、畑、市街地やそれに隣接する森林の縁に生息。
食性は動物食。主に昆虫類を捕食。

【サイズ・形態】
全長25-29㎝ 翼開長_㎝。

体色に2タイプある。

暗色型と淡色型。

日本での記録は淡色型が多い。

 

淡色型:前身が淡灰色。目の周辺が白。

クチバシの基部周辺が黒。

下面下部はさらに淡い灰色。

風切羽は黒。

クチバシは黒。

脚は黒灰色。

虹彩は赤褐色。

 

暗色型は、全身が黒灰色。下面はやや淡い黒灰色。

【その他】


********************************************************
<ここから鳥の写真>
『ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)』
東南アジアや中国に広く分布する鳥です。

日本でもたびたび記録されています。
国内では、沖縄で撮影しました。

正月の家族旅行、朝食時間を別行動にさせてもらって

那覇市内のホテルから暗いうちに浦添市の小高い公園に向かいました。

1時間半の一本勝負・・・負け

 

どうにも悔しくて、数週後、再挑戦。

今度はしっかり撮影が出来ました。

その時の写真がこれです。

 

2羽いました。

淡色型でした。

 

その後、アジア各国で出会っています。

フィリピンのパラワン島にて

 

この個体は暗色型ですかね。



タイにて

Kaeng Krachan Natiopnal Parkにて

 

Khao Yai National Park より


********************************************************
本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。