【日本の野鳥#24-04-01】コウライウグイス(Black-naped Oriole) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目コウライウグイス科コウライウグイス属
学名 Oriolus chinensis
和名 コウライウグイス
英名 Black-naped Oriole

【分布】
南アジア、東南アジア、東アジア、ロシア東部にかけて広く分布。

日本では日本海側に渡りの季節に少数が飛来(旅鳥)。

 

亜種は20に分類。

O. c. diffusus -  シベリア東部に分布。
O. c. andamanensis - アンダマン諸島に分布。
O. c. macrourus -  ニコバル諸島に分布。
O. c. maculatus - マレー半島、スマトラ島、ブリトゥン島、バンカ島、ジャワ島、バリ島、ボルネオ島に分布。
O. c. mundus -シムル島、ニアス島に分布。 
O. c. sipora -  シプラ島に分布。(スマトラ西沖)
O. c. richmondi - シベルト島に分布(スマトラ西沖)
O. c. lamprochryseus - マサリエンブ島、 ケラミアン島に分布(ジャワ海沖)、
O. c. insularis - サプート島、ラス(Raas)島、カンゲアン島に分布(ジャワ島北東部)
O. c. melanisticus -タラウド諸島に分布(フィリピン・ミンダナオ島南沖)
O. c. sangirensis - サンギヘ島に分布(スラウェシ島北東沖)
O. c. formosus -  シアウ島、タグラダン島、ルアング島(Ruang)、ビアロ島、マユ(Mayu)島に分布(スラウェシ島北東沖)
O. c. celebensis - スラウェシ島に分布。
O. c. frontalis - バンガイ島、スラ島(スラウェシ島東沖) 
O. c. stresemanni - ペレン島(スラウェシ島東沖)
O. c. boneratensis - サラヤ諸島(Bonerate島, Djampea島 、Kalao島)に分布(スラウェシ島南沖) 

O. c. broderipi ₋ロンボク島、スンバ島、スンバワ島、フロレス島、アロール諸島に分布(小スンダ諸島)
O. c. chinensis -パラワン島、ルソン島、ミンドロ島に分布(フィリピン北部と西部の島)
O. c. yamamurae -ビサヤン島、ミンダナオ島、バシラン島(フィリピン中部および南部の島) 
O. c. suluensis - スールー諸島に分布(フィリピン南西部沖)

【生態】
平地、山地の森林に生息。

食性は雑食。昆虫類、節足動物、果実、種子を採食。

囀りはよく通る声で複雑な「イウィー ウィー リィー」というような感じで鳴く。

地鳴きはネコのように「ニー」「ミャー」と鳴く。

【サイズ・形態】
全長26㎝ 翼開長_㎝。

オスは上面、下面、下尾筒、尾の裏が黄色で目立つ。メスはやや緑がかった黄色。
風切羽・尾の上面は黒。

クチバシはピンク~赤。

過眼線は黒。後頭部で襟状につながる(英名の由来)。

脚は青灰色。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『コウライウグイス(Black-naped Oriole)』
通称バナナ

そう黄色いから。

 

日本海側の離島に行くときは

「今日はバナナを見れるかな?」

ですが、どうも縁がない・・・

対馬で部屋の窓から海辺を眺めていたら、飛んで行ったのを見たことがあるくらい。

 

ですので、海外での出会いばかりになります。

そんなバナナの写真をご覧ください。

 

タイのKhao Yai National Parkにて



シムル島(スマトラ島西沖)にて


パラワン島にて(しょぼっ)

 

ルソン島にて

 

シンガポールにて


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。