スズメ目コウライウグイス科コウライウグイス属
学名 Oriolus chinensis
和名 コウライウグイス
英名 Black-naped Oriole
【分布】
南アジア、東南アジア、東アジア、ロシア東部にかけて広く分布。
日本では日本海側に渡りの季節に少数が飛来(旅鳥)。
亜種は20に分類。
◆O. c. diffusus - シベリア東部に分布。
◆O. c. andamanensis - アンダマン諸島に分布。
◆O. c. macrourus - ニコバル諸島に分布。
◆O. c. maculatus - マレー半島、スマトラ島、ブリトゥン島、バンカ島、ジャワ島、バリ島、ボルネオ島に分布。
◆O. c. mundus -シムル島、ニアス島に分布。
◆O. c. sipora - シプラ島に分布。(スマトラ西沖)
◆O. c. richmondi - シベルト島に分布(スマトラ西沖)
◆O. c. lamprochryseus - マサリエンブ島、 ケラミアン島に分布(ジャワ海沖)、
◆O. c. insularis - サプート島、ラス(Raas)島、カンゲアン島に分布(ジャワ島北東部)
◆O. c. melanisticus -タラウド諸島に分布(フィリピン・ミンダナオ島南沖)
◆O. c. sangirensis - サンギヘ島に分布(スラウェシ島北東沖)
◆O. c. formosus - シアウ島、タグラダン島、ルアング島(Ruang)、ビアロ島、マユ(Mayu)島に分布(スラウェシ島北東沖)
◆O. c. celebensis - スラウェシ島に分布。
◆O. c. frontalis - バンガイ島、スラ島(スラウェシ島東沖)
◆O. c. stresemanni - ペレン島(スラウェシ島東沖)
◆O. c. boneratensis - サラヤ諸島(Bonerate島, Djampea島 、Kalao島)に分布(スラウェシ島南沖)
◆O. c. broderipi ₋ロンボク島、スンバ島、スンバワ島、フロレス島、アロール諸島に分布(小スンダ諸島)
◆O. c. chinensis -パラワン島、ルソン島、ミンドロ島に分布(フィリピン北部と西部の島)
◆O. c. yamamurae -ビサヤン島、ミンダナオ島、バシラン島(フィリピン中部および南部の島)
◆O. c. suluensis - スールー諸島に分布(フィリピン南西部沖)
【生態】
平地、山地の森林に生息。
食性は雑食。昆虫類、節足動物、果実、種子を採食。
囀りはよく通る声で複雑な「イウィー ウィー リィー」というような感じで鳴く。
地鳴きはネコのように「ニー」「ミャー」と鳴く。
【サイズ・形態】
全長26㎝ 翼開長_㎝。
オスは上面、下面、下尾筒、尾の裏が黄色で目立つ。メスはやや緑がかった黄色。
風切羽・尾の上面は黒。
クチバシはピンク~赤。
過眼線は黒。後頭部で襟状につながる(英名の由来)。
脚は青灰色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『コウライウグイス(Black-naped Oriole)』
通称バナナ
そう黄色いから。
日本海側の離島に行くときは
「今日はバナナを見れるかな?」
ですが、どうも縁がない・・・
対馬で部屋の窓から海辺を眺めていたら、飛んで行ったのを見たことがあるくらい。
ですので、海外での出会いばかりになります。
そんなバナナの写真をご覧ください。
タイのKhao Yai National Parkにて
パラワン島にて(しょぼっ)
ルソン島にて
シンガポールにて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。