【日本の野鳥#24-02-01】モリツバメ(White-breasted Woodswallow | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目モリツバメ科モリツバメ属
学名 Artamus leucorhynchus
和名 モリツバメ
英名 White-breasted Woodswallow

【分布】
フィリピン・アンダマン・ニコバル諸島(ベンガル湾)~マレー半島~インドネシア~ニューギニア・オーストラリア北東部に留鳥として分布。

日本においては、稀な迷鳥。1973年、1986年に西表島、島根県、山口県見島にて記録。

亜種は下記の通り9亜種に分類。

A. l. albiventer  - スラウェシ島・小スンダ列島に分布。
A. l. amydrus  - スマトラ島・バンカ島・ブリトゥン島、ジャワ島、バリ島、カンゲアン諸島に分布。
A. l. humei - アンダマン諸島・ココス島に分布。
A. l. leucopygialis  - モルッカ諸島、カイ諸島、アル諸島、ニューギニア島、オーストラリア北東部に分布。
A. l. leucoryn-フィリピン諸島、パラワン島、モルネオ島、ナトゥーナ諸島に分布。
A. l. melaleucus - ニューカレドニア、マレ島、リフー島に分布。
A. l. musschenbroeki- ババル島、タニンバル諸島に分布。
A. l. pelewensis - パラオ島に分布。
A. l. tenuis  - バヌアツ島、バンクス諸島に分布。

 

【生態】
空間のある森林、平地や農地に続く森林、マングローブ林、灌木帯、荒れ地、草地、農地、水田などの周辺に生息。

食性は動物食。主に昆虫類を捕食。

樹冠や枝先に止まり、餌を見つけると飛翔しながら捕食する。

木の股、枝の別れ部、窪み、樹洞に草や小枝を編んだ巣を作り営巣。

雌雄で抱卵育雛を行う。

個体同士が横にくっつくように並んで休息することがある。

【サイズ・形態】
全長18㎝ 翼開長_㎝

頭~背中、翼上面、尾上面は褐色がかった灰黒色。

下面、上尾筒は白。

クチバシは青みがかった灰色。

脚は灰黒色。

虹彩は黒。


【その他】


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<ここから鳥の写真>
『モリツバメ(White-breasted Woodswallow)』
国内での記録も少なく、本種を国内ではまだ見たことがありません。

本種を初めて見たのが、フィリピンのパラワン島。

次いで、オーストラリアのCairns、たぶん他にも何カ所かで見たことがあります。

記憶が辿れない(^^;)


非常に飛ぶ姿がかっこよい鳥です。

が、止まっている姿も丸っこくて可愛いんですよね~

 

いつか日本国内の空を舞う姿が見れる日を願いつつ、

海外で撮影した写真をご覧ください。

 

フィリピン(パラワン島)にて

 

オーストラリアCairnsにて


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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。