【日本の野鳥#22-04】コアカゲラ(Lesser Spotted Woodpecker) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
学名 Dendrocopos minor
和名 コアカゲラ
英名 Lesser Spotted Woodpecker

【分布】

アフリカ北部、イギリス、ユーラシア大陸の亜寒帯から温帯にかけての地域に生息。

生息地域では留鳥。

日本では北海道に生息。分布的には局所的で数は多くない。

 

亜種は多岐にわたる。

13亜種を記載。
D. m. comminutus – イギリスおよびウェールズに生息。
D. m. minor – 基亜種。スカンジナビア半島、ポーランド北部~ウラル山脈に生息
D. m. kamtschatkensis – ウラル山脈~オホーツク海、モンゴル北部に生息。
D. m. immaculatus  –アナディルやカムチャッカ半島に生息。
D. m. amurensis  – 中国北東部、シベリア、韓国、北海道に生息。
D. m. hortorum – ヨーロッパ中央部に生息。
D. m. buturlini – ヨーロッパ南部に生息。
D. m. danfordi  – ギリシャとトルコに生息。
D. m. colchicus - コーカサス地方に生息。
D. m. quadrifasciatus – アゼルバイジャン南東部に生息。
D. m. hyrcanus – イラン北部に生息。
D. m. morgani – イラン南西部に生息。
D. m. ledouci  – アフリカ北西部に生息。

【生態】
平地の疎林や明るい林に生息。

食性は雑食。繁殖期は昆虫類を中心捕食。非繁殖期は果実、種子なども採食する。

木の幹に樹洞を掘り営巣。

【サイズ・形態】
全長16㎝ 翼開長24‐29㎝。

オスメスは頭頂部の色に差がある。オスは頭頂部が赤。

上面、背、翼上面は黒に白い白斑が横紋状に並ぶ。

下面は白。

尾の上面は黒で羽軸は白、下面は白。

顔は額、および目の周辺から頬、側頭部が白。

襟にも白い斑。

クチバシと脚は黒。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『コアカゲラ(Lesser Spotted Woodpecker)』

2012年に一度出会っただけのキツツキです。

川沿いの明るめの疎林体で営巣していました。

道路わきで発見して、その後餌を咥えて飛び立ったので、その方向を探したら、巣穴がありました。

オスメス共同で採餌してきて運び入れていました。

雛の声は聞こえましたが、姿は見えなかったので、まだ小さかったと推測しました。

そんなナイーブな時期だったので。長居せずに、何度か戻ってきたのを撮影して退散しました。

 

その時の様子をご覧ください。

 

メス


幼虫を咥えて帰ってきました。

 

オス

アブラムシ?を咥えて帰ってきました。



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