キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
学名 Dendrocopos minor
和名 コアカゲラ
英名 Lesser Spotted Woodpecker
【分布】
アフリカ北部、イギリス、ユーラシア大陸の亜寒帯から温帯にかけての地域に生息。
生息地域では留鳥。
日本では北海道に生息。分布的には局所的で数は多くない。
亜種は多岐にわたる。
13亜種を記載。
◆D. m. comminutus – イギリスおよびウェールズに生息。
◆D. m. minor – 基亜種。スカンジナビア半島、ポーランド北部~ウラル山脈に生息
◆D. m. kamtschatkensis – ウラル山脈~オホーツク海、モンゴル北部に生息。
◆D. m. immaculatus –アナディルやカムチャッカ半島に生息。
◆D. m. amurensis – 中国北東部、シベリア、韓国、北海道に生息。
◆D. m. hortorum – ヨーロッパ中央部に生息。
◆D. m. buturlini – ヨーロッパ南部に生息。
◆D. m. danfordi – ギリシャとトルコに生息。
◆D. m. colchicus - コーカサス地方に生息。
◆D. m. quadrifasciatus – アゼルバイジャン南東部に生息。
◆D. m. hyrcanus – イラン北部に生息。
◆D. m. morgani – イラン南西部に生息。
◆D. m. ledouci – アフリカ北西部に生息。
【生態】
平地の疎林や明るい林に生息。
食性は雑食。繁殖期は昆虫類を中心捕食。非繁殖期は果実、種子なども採食する。
木の幹に樹洞を掘り営巣。
【サイズ・形態】
全長16㎝ 翼開長24‐29㎝。
オスメスは頭頂部の色に差がある。オスは頭頂部が赤。
上面、背、翼上面は黒に白い白斑が横紋状に並ぶ。
下面は白。
尾の上面は黒で羽軸は白、下面は白。
顔は額、および目の周辺から頬、側頭部が白。
襟にも白い斑。
クチバシと脚は黒。
【その他】
********************************************************
<ここから鳥の写真>
『コアカゲラ(Lesser Spotted Woodpecker)』
2012年に一度出会っただけのキツツキです。
川沿いの明るめの疎林体で営巣していました。
道路わきで発見して、その後餌を咥えて飛び立ったので、その方向を探したら、巣穴がありました。
オスメス共同で採餌してきて運び入れていました。
雛の声は聞こえましたが、姿は見えなかったので、まだ小さかったと推測しました。
そんなナイーブな時期だったので。長居せずに、何度か戻ってきたのを撮影して退散しました。
その時の様子をご覧ください。
メス
オス
アブラムシ?を咥えて帰ってきました。
********************************************************
本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。