チドリ目カモメ科カモメ属
学名 Larus cachinnans
和名 キアシセグロカモメ
英名 Caspian Gull
【分布】
アゾレス諸島、カナリア諸島から地中海・黒海・カスピ海沿岸を経て中央アジアから中国北西部までの地域で繁殖。
ヨーロッパ、アフリカ北部、紅海・ペルシア湾周辺と中国南部の沿岸で越冬。
日本では冬鳥として、ごく少数が本州と九州に渡来。
日本に渡来する亜種は、主に中央アジア東部で繁殖する種類のため、和名をモンゴルカモメの呼称が一般的に使用されている。
◆亜種モンゴルカモメ
【生態】
繁殖期は崖で営巣。草地や湿地に生息。
非繁殖期は海岸や河口部に生息。外洋には出ない。
食性は動物食傾向の雑食。死骸やゴミもあさる。ジリスのようなげっ歯類などの小動物も捕食。
【サイズ・形態】
全長58-68㎝ 翼開長140-155㎝。
雌雄同色。雌雄のサイズ差はある。
背中と翼上面は青灰色。
頭部と体下面は白。
初列風切羽は黒、先端に白斑が入る。
脚は黄色、ただしピンクの個体もいる。
比較的セグロカモメよりも換羽が早く、年明け前から頭部から頸部の白さが目立つとされる。
幼鳥は全体的に白っぽい。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『キアシセグロカモ(Caspian Gull)』
日本における亜種は「モンゴルカモメ」と呼ばれています。
カモメの図鑑も概ねモンゴルカモメの記載のほうが多いのが現実。
ここでは、第7版に即してということで上記の名前で記載しています。
比較的西日本簿方が飛来数が多いので、銚子ではなかなか探すのが難儀な1種です。
早い時期に換羽するので、カモメシーズン早期に出会えると絞りやすいとされていますが
その頃はカモメの総数がまだ揃っていないことが多いので、なかなか足を運びにくく。。。
分かって撮影したモンゴルカモメをいつどこで撮影に至ったのか?
そのフォルダ探しが大変・・・さらにその中から探す・・・
カモメの記事を書いていると、ついついこの件(くだり)が増えてきますw
やっぱり、撮影したら、記憶が新鮮なうちに種ごとにフォルダに入れておかないとだめですね~
と反省したところで、写真をどうぞご覧ください。
幼鳥
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。