チドリ目シギ科オバシギ属
学名 Calidris mauri
和名 ヒメハマシギ
英名 Western Sandpiper
【分布】
アラスカ北西部とシベリア北東部のチュコト半島で繁殖。
北アメリカ大陸南部や南アメリカ大陸北部に渡り越冬。
日本では、迷鳥。主に秋に記録されている。越冬記録もある。
【生態】
越冬地では干潟や埋立地、砂浜などに生息。
本来は群れで行動するが、日本では単独飛来が多いため、ほかのシギに混じる。
食性は動物食。干潟などを歩き回って、貝類や甲殻類を採食。
【サイズ・形態】
長約14-17㎝ 翼開長35-37㎝。
ハマシギに似るが一回り小さい。
雌雄同色。
趾の間に小さなひれ蹼(みずかき)がある。
冬羽は上面は灰褐色、肩羽は茶褐色、下面は白。
夏羽は頭の上や背が赤褐色で、黒斑が入る。下面は白。
【その他】
類似種:ハマシギ
本種より一回り大きい。水かきはない。
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<ここから鳥の写真>
『ヒメハマシギ(Western Sandpiper)』
まだ、日本国内では見たことがない種です。
↑にあるように、ど珍鳥ではないですが、比較珍鳥の類です。
また、ご機嫌に撮らせてくれる場所での発見となるとさらに出会いの機会が減るんですよね。
ですが、本来の越冬地であるアメリカ南部のテキサス州に行ったら
普通に生息していました。
次は国内での出会いで撮影したい種のひとつです。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。