チドリ目シギ科ダイシャクシギ属
学名 Numenius minutus
和名 コシャクシギ
英名 Little Curlew
【分布】
主にロシアのシベリア地方で繁殖。
ニューギニア、オーストラリアで越冬。
日本では春と秋に数少ない旅鳥として渡来。
西日本での観察記録が多い。
【生態】
繁殖期はツンドラの草地で生息。
非繁殖期は水田等の農耕地や荒地、草原などに生息。
干潟に飛来することは少ない。
食性は主に動物食で、ハチ、アブ、バッタ等の昆虫類を好んで捕食。植物の種なども食べる。
【サイズ・形態】
体長30㎝ 翼開長68㎝。
ダイシャクシギ属で世界最小。
雌雄同色。
クチバシは下に曲がっていてやや短め。基部は肉色で先端部は黒。
頭は小さく、黒褐色で淡色の眉斑と頭央線がある。
体の上面は黄褐色で腰から尾は淡褐色。
腹部以外には、細かい黒斑が入る。
脚は肉色で長い。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『コシャクシギ(Little Curlew)』
ダイシャクシギ属の中で特別に小さい印象。
属内最小種ではありますが、本種だけが飛びぬけて華奢。
なので、かなりかわいらしく感じます。
今までに3度出会っていますが、いつ見てもかわいいな~と感じます。
クチバシの長さも短いながらも下にカーブしていて
その細さ的には、ダイシャクシギのような力強さはみじんも感じられません。
眼球の位置の問題なのか?
目の上の骨格や羽毛の影響なのか?
どうも、目がクリっとした写真になりにくいんですよね~
腕が悪いだけかもしれませんがね。
初の出会い
石川の河北潟にて
2回目の出会い
舳倉島にて
3回目の出会い
佐賀 白石町にて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。