【日本の野鳥#17-31】オグロシギ(Black-tailed Godwit) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目シギ科オグロシギ属

学名 Limosa limosa

和名 オグロシギ

英名 Black-tailed Godwit

 

【分布】

ユーラシア大陸の中部から北部で繁殖。

アフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアで越冬。

日本では北海道から沖縄までの各地で旅鳥として春と秋に渡来。

春より秋の方が飛来数が多い。

 

3亜種に分類

L. l. islandica 
L. l. limosa
L. l. melanuroides

 

【生態】

繁殖期には湿地や湖沼の岸辺の草地などに生息。

渡りの時期は、水田、湿地、干潟、河口に生息。

小さな群れで行動していることが多い。

食性は動物食で、昆虫類、貝類、ミミズ、ゴカイなどを捕食。

 

【サイズ・形態】

全長約38㎝ 翼開長は約67㎝。

オスの成鳥夏羽は、頭部から胸が赤褐色で、頭頂から後頸にかけて黒い縦斑。

顔には白い眉斑。体の下面は白、赤褐色と黒褐色の横斑が入る。

上尾筒は白。

尾羽は黒く、白い翼帯とともに飛翔時は目立つ。

翼下面は白。

成鳥メスの夏羽はオスに比べて淡色。

成鳥冬羽は、頭部から胸にかけてと体の上面が灰褐色。

クチバシは直線的で長い、色は基部が肉色で先端は黒。

脚は長く、暗灰色~黒。

 

【その他】

 

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『オグロシギ(Black-tailed Godwit)』

大型のシギでくちばしが長く、直線的なのが本種の特徴。

尾が黒いところが特徴で、命名由来ではありますが、翼を閉じているときは、翼の先端部と重なって、目立ちません。

飛翔時には、上尾筒や尾の基部が白く、そこから先が黒いのでとてもよく目立ちます。

特徴の尾の黒は、翼をたたむと見えないんです。

翼を上げると尾の黒いのが分かりますよね(^^)

 

※順番的には、次はアメリカオグロシギですが、まだ見たことがないので、スキップします。

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。