【日本の野鳥#17-29】シベリアオオハシシギ(Asian Dowitcher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目シギ科オオハシシギ属

学名 Limnodromus semipalmatus

和名 シベリアオオハシシギ

英名 Asian Dowitcher

 

【分布】

ロシアのオビ川流域、バイカル湖周辺、中国東北部で繁殖。

インド東部、東南アジア、オーストラリア北部に渡り越冬。

繁殖地及び越冬地もかなり局所的。

日本では稀な旅鳥、春秋の渡りの季節に飛来。

 

【生態】

非繁殖時には、海沿いの水田や湿地、河口、干潟に生息。

食性は動物食で、昆虫類や甲殻類、貝類などを採食。

 

【サイズ・形態】

全長35㎝ 翼開長

オス成鳥夏羽は、顔から胸は赤褐色で、頭頂から背中にかけて黒い縦斑。

下腹部から下尾筒にかけては白、黒褐色の斑が入る。

メス成鳥夏羽は、雄に比べると淡色。

成鳥冬羽はオスメスとも、頭上や体の上面は灰褐色で、眉斑は白。

体の下面は白、頸や胸に灰褐色の斑が混じる。

クチバシは長まっすぐで長く、黒。

脚は黒で、オオハシシギよりも長い。

 

【その他】

Jizzとしては、オオハシシギとの違いは、脚の黒。ここがポイント。

夏羽は、オオハシシギに比べると赤みが強く、黒斑が顔から頸部にかけて混じらないのでのっぺりした印象。

 

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<ここから鳥の写真>

『シベリアオオハシシギ(Asian Dowitcher)』

今までで、3回出会っただけの鳥です。

初の出会いは、2008年8月?の東京港野鳥公園の飛来個体。冬羽でした。

2回目は2011年GWに舳倉島に行こうとその前に立ち寄った河北潟での出会い。コシャクシギもいてお得な朝でしたが、輪島に出航前に行かなくてはいかなくて、時間切れで暗い中での写真のみ。

3回目は2020年の初夏。この年は、日本各地で本種が確認されていて、何とかそのうちの1つを抑えることが出来ました。探せど、なかなか発見できず、鳥友と手分けして見つからなくてあきらめてスタート地点でほかのシギを撮影していたら、その岩の上、まさに真横に止まったんです‼これはびっくりでした。

 

そんな思い出いっぱいの本種をそれぞれの出会い分を順番に掲載ます。

 

初回の出会い

 

2回目

美しいオス個体でしたので、粘りたかった・・・

 

3回目 まさに幸運・・・の出会い


※順番的には、次はアメリカオグロシギですが、まだ見たことがないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。