【日本の野鳥#17-28】オオハシシギ(Long-billed Dowitcher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目シギ科オオハシシギ属

学名 Limnodromus scolopaceus

和名 オオハシシギ

英名 Long-billed Dowitcher

 

【分布】

シベリア北東部とアラスカの一部ツンドラ地帯で繁殖。

カリフォルニア州からメキシコにかけての地域に渡りをおこない越冬。
日本では旅鳥または冬鳥として渡来、渡来数は多くない。

 

【生態】

繁殖期はツンドラ地帯で生息。

越冬地では水田など、浅く水が溜まった様々な湿地環境など淡水を好む。

食性は主に動物食で、クチバシを地中に深く差し込んで昆虫類や巻貝などの貝類を採食。

 

【サイズ・形態】

全長29㎝ 翼開長47-49㎝。

雌雄同色。

丸っこい体形。クチバシはまっすぐで長い。

成鳥夏羽は、顔から腹は赤褐色で頸部・胸から脇腹にかけて黒い縦斑がある。

飛翔中に次列風切の先に白線が出る。

成鳥冬羽は、頭上や体の上面は灰褐色で、眉斑は白い。体の下面は白っぽい。

クチバシは黒。脚は黄灰色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオハシシギ(Long-billed Dowitcher)』

越冬中のシギを見ていて本種に出会えるとちょっと得した気分になります。

丸っこいボディーに長いクチバシ。

ニュージーランドのキウイのような雰囲気。

もちろん、こちらは飛べますがね。

 

こちらは非繁殖羽(冬羽)移行中

 

 

 

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。