【日本の野鳥#17-27】アメリカオオハシシギ | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目シギ科オオハシシギ属

学名 Limnodromus griseus

和名 アメリカオオハシシギ

英名 Short-billed Dowitcher

 

【分布】

アラスカ南部、カナダ中部で繁殖。

北アメリカ南部、中央アメリカ、南アメリカ北部の海岸地域に渡り越冬。

日本では迷鳥として、1982年9月神奈川県で初めて記録され、その後、静岡県・徳島県で記録。

 

3亜種に分類される。

L. g. griseus  腹が白く、脇に横紋。
L. g. hendersoni   腹に赤みを帯び、脇に斑紋。
L. g. caurinus   腹は白く、多めに横紋が入り、胸には密に斑紋。

 

【生態】

非繁殖時には、海沿いの水田や湿地、干潟に生息。

食性は動物食の強い雑食でミミズ類、昆虫類、節足動物、甲殻類、軟体動物、種子等を採食。

 

【サイズ・形態】

全長23‐32㎝ 翼開長46‐56㎝

体色等はオオハシシギとよく似ている。

成鳥夏羽は、顔から腹は橙褐色で淡色の眉斑と黒褐色の通眼線がある。

胸から脇腹にかけて黒い丸斑と横斑がある。

成鳥冬羽は、頭上や体の上面は濃い灰褐色で、眉斑は白い。

体の下面は白っぽい。

 

【その他】

類似種「オオハシシギ」

オオハシシギよりクチバシが短い、胸から脇腹にかけて黒い丸斑と横紋がある。

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<ここから鳥の写真>

『アメリカオオハシシギ(Short-billed Dowitcher)』

本種を日本国内で見たことはありません。

今回の写真は、アメリカにて。

海岸沿いの湿地帯で撮影です。

 

正直、本種が単独で、湿地にいて

オオハシシギではなく、なんかクチバシが短い?とJizzで感じられる自信はないな~

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。