チドリ目シギ科オオハシシギ属
学名 Limnodromus griseus
和名 アメリカオオハシシギ
英名 Short-billed Dowitcher
【分布】
アラスカ南部、カナダ中部で繁殖。
北アメリカ南部、中央アメリカ、南アメリカ北部の海岸地域に渡り越冬。
日本では迷鳥として、1982年9月神奈川県で初めて記録され、その後、静岡県・徳島県で記録。
3亜種に分類される。
◆L. g. griseus 腹が白く、脇に横紋。
◆L. g. hendersoni 腹に赤みを帯び、脇に斑紋。
◆L. g. caurinus 腹は白く、多めに横紋が入り、胸には密に斑紋。
【生態】
非繁殖時には、海沿いの水田や湿地、干潟に生息。
食性は動物食の強い雑食でミミズ類、昆虫類、節足動物、甲殻類、軟体動物、種子等を採食。
【サイズ・形態】
全長23‐32㎝ 翼開長46‐56㎝
体色等はオオハシシギとよく似ている。
成鳥夏羽は、顔から腹は橙褐色で淡色の眉斑と黒褐色の通眼線がある。
胸から脇腹にかけて黒い丸斑と横斑がある。
成鳥冬羽は、頭上や体の上面は濃い灰褐色で、眉斑は白い。
体の下面は白っぽい。
【その他】
類似種「オオハシシギ」
オオハシシギよりクチバシが短い、胸から脇腹にかけて黒い丸斑と横紋がある。
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<ここから鳥の写真>
『アメリカオオハシシギ(Short-billed Dowitcher)』
本種を日本国内で見たことはありません。
今回の写真は、アメリカにて。
海岸沿いの湿地帯で撮影です。
正直、本種が単独で、湿地にいて
オオハシシギではなく、なんかクチバシが短い?とJizzで感じられる自信はないな~
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。