チドリ目チドリ科ヤマシギ属
学名 Scolopax mira
和名 アマミヤマシギ
英名 Amami Woodcock
【分布】
日本固有種。
鹿児島県の奄美大島・徳之島など奄美群島にて生息。
沖縄本島などにて、冬期に越冬する個体もいる。
【生態】
山地の薄暗い照葉樹林に生息。
地上性で湿地ではなく山地に生息する。
林縁や林道の脇などで日没から日の出までの間に採餌をする。
休息は枝の上ですることが多い。
林床の草藪などに営巣。
食性は動物食。おもに土中のミミズなどの環形動物や昆虫類・土壌生物を捕食。
【サイズ・形態】
全長35-36㎝ 翼開長18-22㎝
ずんぐりとした体形でクチバシが長く、脚は短い。
体色は褐色に黒や灰褐色の横紋が混じる。
ヤマシギに似る。比較すると全体的に黒みが濃く、脚が長く、嘴の基部が太い。
目の周りの皮膚のピンク色が特徴、ただし冬期には発現しない。
頭頂部の横斑はヤマシギほど太くない。
【その他】
奄美地方では「シーギャ」と呼ばれる。
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<ここから鳥の写真>
『アマミヤマシギ(Amami Woodcock)』
2023年11月
2度目の奄美大島訪問で念願かなって撮影成功。
2夜観察しましたが、20数羽確認出来ました。
前回、なぜ撮影出来なかったのか?と思うほど。
聞くところによると、月齢が関係したいるとか?
新月は本種はあまり出なく、アマミノクロウサギはよく出る。
満月はその逆・・・とか
今回はちょうどその中間。
両方まんべんなく見れました。
この説が本当なのか?
学術的にだれか調べた人はいるのかな?
いずれにしても、たくさんのアマミヤマシギを見ることが出来ましたので
ようやく奄美の固有種をコンプリート。
(奄美固有種:ルリカケス・アマミヤマシギ・アカヒゲ)
どうぞ、アマミヤマシギをご覧くださいませ。
この個体はまだ目の周りのピンクの肌が残っていました。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。