【日本の野鳥#17-20】アマミヤマシギ(Amami Woodcock) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科ヤマシギ属

学名 Scolopax mira

和名 アマミヤマシギ

英名 Amami Woodcock

 

【分布】

日本固有種。

鹿児島県の奄美大島・徳之島など奄美群島にて生息。

沖縄本島などにて、冬期に越冬する個体もいる。

 

【生態】

山地の薄暗い照葉樹林に生息。

地上性で湿地ではなく山地に生息する。

林縁や林道の脇などで日没から日の出までの間に採餌をする。

休息は枝の上ですることが多い。

林床の草藪などに営巣。

食性は動物食。おもに土中のミミズなどの環形動物や昆虫類・土壌生物を捕食。

 

【サイズ・形態】

全長35-36㎝ 翼開長18-22㎝

ずんぐりとした体形でクチバシが長く、脚は短い。

体色は褐色に黒や灰褐色の横紋が混じる。

ヤマシギに似る。比較すると全体的に黒みが濃く、脚が長く、嘴の基部が太い。

目の周りの皮膚のピンク色が特徴、ただし冬期には発現しない。

頭頂部の横斑はヤマシギほど太くない。

 

【その他】

奄美地方では「シーギャ」と呼ばれる。

 

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<ここから鳥の写真>

『アマミヤマシギ(Amami Woodcock)』

2023年11月

2度目の奄美大島訪問で念願かなって撮影成功。

2夜観察しましたが、20数羽確認出来ました。

前回、なぜ撮影出来なかったのか?と思うほど。

 

聞くところによると、月齢が関係したいるとか?

新月は本種はあまり出なく、アマミノクロウサギはよく出る。

満月はその逆・・・とか

 

今回はちょうどその中間。

両方まんべんなく見れました。

 

この説が本当なのか?

学術的にだれか調べた人はいるのかな?

 

いずれにしても、たくさんのアマミヤマシギを見ることが出来ましたので

ようやく奄美の固有種をコンプリート。

(奄美固有種:ルリカケス・アマミヤマシギ・アカヒゲ)

 

どうぞ、アマミヤマシギをご覧くださいませ。

この個体はまだ目の周りのピンクの肌が残っていました。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。