【日本の野鳥#17-13】オオメダイチドリ(Greater Sand Plover) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科チドリ属

学名 Charadrius leschenaultii

和名 オオメダイチドリ

英名 Greater Sand Plover

 

【分布】

トルコから中央アジアにかけての半乾燥地帯で繁殖。

アフリカ東部、インド、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドに渡り越冬。

日本へは旅鳥として渡来。

北日本や日本海側での記録は少ない。

南西諸島では比較的多く渡来し、少数は越冬。

3亜種に分類される。

C. l. columbinus 

C. l. scythicus.

C. l. crassirostris

 

【生態】

繁殖地では半乾燥地帯に生息するが、日本では、海岸や河口に近い干潟、砂浜に生息。

南西諸島以外では1羽でいることが多い。

カニを好んで捕食。このため、メダイチドリと比べると干潟への依存度が高い。

 

【サイズ・形態】

全長約22-25㎝ 翼開長53‐60㎝。

(メダイチドリ19㎝)

メダイチドリと似ているが上述のように本種は一回り大きく、クチバシと脚が長い。

雌雄同色。

成鳥夏羽では前頭部から後頭、頸、胸にかけてが橙色で、喉と体の下面は白。

メダイチドリのような喉の白部分を囲む黒線は無い。

冬羽は、橙色の部分が淡く、褐色味をおびてくる。

 

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオメダイチドリ(Greater Sand Plover)』

単独でいられると困る鳥・・・

胸の黒い線の有無が明確に分かる個体はいいのですが、冬羽に移行した個体や特に幼鳥の識別は苦手分野です。

全体的なサイズ感

脚の長さ

クチバシの長さ・太さなどの形状

など感覚的に判断しないといけない個体もいます。

 

クチバシの長さ的には、

メダイチドリは顔の半分の長さに満たない。

本種はそれを超える。

そんな印象で識別しています。

あとは、カニを追いかける依存度など(^^;)

もう、もはや識別ではなくなっていますね~

お許しあれ。

 

そばにメダイチドリがいてくれると比較しやすいのですがね~

単独の写真だけでの識別になると。。。怪しくなるわけです。

 

もし間違っていたらこっそり教えてください。

m(_ _)m

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。